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探査機MASCOTが間もなく小惑星リュウグウに到達へ はやぶさ2プロジェクト


はやぶさ2と共に打ち上げから3年と10か月、小惑星探査機「MASCOT」が間もなく小惑星リュウグウに着地します。

記事執筆時点2018年10月3日の正午の時点で、すでに着下点まで数十mの距離に到達しています。

先に小惑星リュウグウに到達したミネルバ2(参考「探査機ミネルバ2が小惑星リュウグウに着陸へ、はやぶさ2プロジェクト」)の重量が約1.1kgと比較するとMASCOTの重量は約10kgとかなりの大きさです。

MASCOTのサイズは30cm x 30cm x 20cm

MASCOTはミネルバ2の反対側で活動する予定。本体に搭載された広角レンズや分光顕微鏡 (MicrOmega) で鉱物を調べたり、熱放射計 (MARA) や磁力計 (MASMAG) による調査も行います。

バッテリーの電力だけで活動するため、総稼働時間16時間でMASCOTは役目を終えるとのことです。

【関連URL】
・[公式] 小型探査機 MASCOT

蛇足:僕はこう思ったッス
日本が世界に誇る宇宙探査プロジェクトのメインイベントの一つ。ミネルバ2が撮影した映像は人類に大きな衝撃を与えたと思う。MASCOTのたった16時間の調査活動ではあるけど、MASCOTの偉業は未来に語り継がれることになると思う。

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