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決済手数料0%、初期費用や月額費用も無料という決済サービス「SPIKE(スパイク)」を運営するメタップス(Metaps Pte. Ltd.、本社:Singapore)は2014年6月9日、激化するC2Cフリマ市場に向けAndroid用アプリ「SPIKE BOX」の提供を開始した。
このアプリは、友人と持ち物を交換できるサービスで、スマホから登録した持ち物に「売る」「貸す」「交換する」「あげる」を付与することでチャットなどを通じ、いらないもの等を有効活用できるようにするというもの。
オークションなどに出品している時間が無い人も、Facebookでつながった友人と共有することで、無駄無く持ち物を活用することができるという発想。現在提供されているものはAndroid番のみで、使用料は無料。
「SPIKE」ブランドでは「価値をリアルタイムで交換できるようにする」というミッションを考えている。
【関連URL】
・サービス紹介ページ
http://box.spike.cc/ja/
・決済プラットフォーム「SPIKE」、知人間で持ち物をシェアできるアプリ 「SPIKE BOX」のAndroid版をリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/47197
蛇足:僕はこう思ったッス
先日、メタップス CEO 佐藤航陽さんに当事業についての話を色々と伺った。彼が描いているのは、この10~20年の短い商業IT&インターネットの歴史の積み重ねの延長線上にあるのではなく、デジタル&ネットネイティブ層の価値観や経済的変容という薄いベールに覆われたメインストリーム上にあるビジネススキームだ。それは、ハイリスクなチャレンジというよりは、ちょっと見方を変えれば平然と市場に横たわる世界で、計算の上で構築されていることだったりする。C2Cとして一括りにしてしまっていいのか悩むところであるが、今後のIT&インターネットで鍵となるのは「個と個の間にある何か」であることは間違いないと思う。