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三菱自動車、大気汚染が深刻化するベトナム政府とEV共同研究展開へ

三菱自動車がベトナム政府に進呈したプラグインハイブリッドEV「アウトランダーPHEV」と急速充電機

三菱自動車は本日2018年1月16日、ベトナム社会主義共和国政府と電動車(Electric Vehicle=EV)の普及拡大に関する覚書を締結したと発表しました。同社は同国商工省(MOIT)と強力して、EVの効率利用や公共政策に関する共同研究を行う予定です。

ベトナムの大気汚染は深刻化の一途をたどっており、今回のEVの共同研究により「クリーンな自動車燃料使用」を促進したい考え。

三菱自動車は1994年にベトナムに進出。すでにベトナムの都市ハノイやダナンには充電ステーションを設置済み。

三菱自動車は、ベトナム以外に、フィリピン、インドネシアでもEVの普及拡大に関する覚書を締結しており、重点地域のASEANでの低炭素社会普及に注力する考えです。

【関連URL】
・ベトナム政府と電動車の普及拡大に関する覚書を締結
http://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2018/detail5162.html

蛇足:僕はこう思ったッス
 ベトナムにおける大気汚染は深刻化の一途をたどっており、昨年末(2017年11月)の日本大使館(ハノイ)の情報によれば、現地は「深刻な汚染」と報じられているとのことで、実際にAirVisualのデータをみてみると地域によっては汚染が拡大していることが確認できる。今後、2020年には地下鉄が竣工するなど環境に優しい都市交通網が普及する流れの中で、EVやシェアリングエコノミー型交通網への期待が広がる。当然ながら日本の環境技術のニーズは大きいだろう。

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