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MOVIDA JAPAN DemoDay 5th 13社全レビュー(前半) 【@maskin】 @mjstartup


[読了時間: 2分]

 スタートアップシードアクセラレーターのMOVIDA JAPANは2014年6月3日、支援チーム13社のプレゼンテーションイベント「DemoDay5th」を開催中だ。各社6分間のプレゼンテーション前半が終了したのでショートサマリー&レビューをお伝えしたい。

6分プレゼンテーションのレビュー


1)Eigooo株式会社:チャット形式英語学習サービス
https://www.eigooo.com/

(教育)いきなりですが遅刻してデモをきいておりません。スカイプ英会話などと比較すると高い印象を受けるが、例えば他の教材で勉強していたり、咄嗟の表現に悩んだ際、リアルタイムで添削を受けられるのはいい。辞書代わりに教えてくれるようなスキームがあるとなおGoodだと思いました。

2)株式会社トランスリミット:リアルタイム対戦型脳トレ
http://translimit.co.jp/
http://techwave.jp/archives/brainwars_demo.html

(教育・ビッグデータ)サマリー&レビュー) ソーシャルネットワーク場の友人と脳トレ型のゲームでリアルタイム対戦できる。リリース時は12種類のゲームでスタートで、適宜追加していて現在は14種類。目標は500万DLで、まもなく2万ダウンロード達成目前で、1日あたり1万回プレイされている。中には1日に100回プレイする人もいるとか、70%はソーシャル経由。があるが、今後増やしていく。非言語であり、15か国に浸透。

3)株式会社IkkyoTechnology:自動学習型の画像のフィルタリングサービス
http://www.ikkyotech.com/ja/
(ビックデータ)画像認識技術を活用したらフィルタリング&リコメンドサービス。すでに1000万枚の画像解析実績がある。成果報酬型のビジネスで、100万CVで5000円から1万5000円。リサーチャーやエンジニアを募集しており資金調達を希望している。


4)株式会社coco:統計情報の簡易検索サービス
http://thecoco.jp/
http://graph-analytics.com/users/teaser

(データ)統計情報の検索サービス。グラフはHTMLパーツとして外部サイトに貼り付けることができる。項目の比較なども簡単。機械的に260万ページを生成。目標は10億PV。競合対策としては、データ量と検索、ビジュアライズとのこと。ブロガーに引用してもらったり、SNSでバズを発生させてシェアを取りにいくとのことだが、グラフはデータであり信頼性、よほど安定的な品質を担保できてないと難しいと思うのだが、だからこそ注目。

5)soundforge株式会社:音楽機材の試聴サイト
http://www.pedalforge.com/
(音楽)購入前に「知る」「選ぶ」「購入」というプロセスが必要だが「選ぶ」が不十分。音色をオンラインで可能にする。楽器店の支援もあり、楽器貸与してもらいコストが抑えられている。集客はコラボ、専門誌への広告、著名人へのアプローチということで基礎体力的な成長性に不安がある印象。それと、楽器選びは音色だけでなく、フィーリングの部分が大きいので、その点に触れられていないのが気になった。

6)Sttir, Inc:ミュージシャンのためのGitHub
https://twitter.com/SttirHQ

(音楽)リミックによる作曲を支援するサービス。オープンソース楽曲を使用したリミックスサービス。アプリがいい感じの出来栄え。ストレージとプライベートモードが課金元。ちょうどSpotifyとdjayのコラボが話題となっている中で、「Open Up Music」というコンセプトがどこまで通用するか。作曲用ソフトウェアとの連携やコンテスト開催など月並みな展開では世界基準では突きささらないように感じた。


7)3.0 Inc.:直近、今いるエリアのイベントを探すためのキュレーションアプリ「LIVE3」
http://live3.info/

(音楽・マッチング) 今、暇な時、その人にフィットしたイベントを発掘するアプリ。イベント開催者と参加希望者をマッチング。1日10件、売れ残りを格安で販売。決済手数料10%が収益源。年率10%で成長している市場規模1.5兆という音楽イベントで、膨大な売れ残り(98%)にフォーカス。目標ダウンロードは10万。夏フェス前の7月に公開予定。




【関連URL】
・MOVIDA JAPAN Inc.
http://www.movidainc.com/

蛇足:僕はこう思ったッス
資金調達などへつながるためのプレゼンテーションだから(イベントは資金調達をする目的のものではないです)「とても簡単」「圧倒的」「イノベーション」といった誇張過ぎる言葉が多いのは仕方がないんだけど、もっとその理由を説明してほしいと思った。それと、有名企業、有名人、有名ブロガー、大手媒体に依存するという話が多めで、自然に成長する仕組みの話が少ないのが気になりました。すんません。
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