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オトングラスがJINSと量産に向け協業、資金調達で支援体制も確立


見ている文字を音読してくれる「OTON GLASS 2019 Spring  」(¥198,000(税別))

メガネを通じて文字を音に変換してくれるデバイス「OTON GLASS」を開発するオトングラス社は本日(2019年3月6日)、ジンズを引き受け先とする第三者割当増資を実施すると共に、量産化に向けた事業協力を開始すると発表しました。

今回の資金調達では上場企業の経営者や技術者といった個人からの調達も行っており、ハンズオンに近い支援体制も構築したとのこと。調達額や株式比率などは明らかにされていません。

文字を読むことが困難な人を助ける

オトングラスの創業は2014年8月。視覚障がい者など文字を読むことが困難なユーザーを対象に「OTON GLASS」の開発を開始しています。

眼鏡に取り付けられたカメラで撮影した本などの文字を、ケーブルで接続されたデバイスを経由してクラウド上の画像処理エンジンを用いて音声に変換する仕組み。

ジンズとオトングラスは今後、量産化に向けた体制作りをはじめ、眼鏡のかけやすさ・デザイン性の向上などで協力する構えです。

【関連URL】
・[プレスリリース] 株式会社JINSからの資金調達を実施し事業協力を開始します

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