- 「ソラコム」がスイングバイIPOを実現、東証グロース市場上場承認 - 2024-02-22
- (更新)結果速報 LAUNCHPAD SEED#IVS2023 #IVS #IVS @IVS_Official - 2023-03-09
- 「始動 Next Innovator 2022」締め切りは9月5日(月)正午ー経産省・JETRO主催のイノベーター育成プログラム #始動2022 - 2022-09-01
中国でVRデバイスやコンテンツ開発を行うBeijing Pico Technologiy Co,.Ltd社によれば、米クアルコムがVR向けに提供するプロセッサSnapDragon 820VRを搭載したスタンドアロン型のVRヘッドセット「pico neo」を2017年に日本と米国で販売を開始するという。
「pico neo」はVRコンテンツに特化されたプロセッサ「SnapDragon 820VR」をデバイス内に搭載し、パソコンと接続したり、スマートフォンを装着することなく単独で楽しむことができるのが特徴(パソコンと接続してHDM(ヘッド・マウント・ディスプレイ)として利用することも可能)。
バッテリーは5000mhと大きくデバイス重量が気になるが、実際にヘッドセットを装着するととても軽量という印象。実際、ヘッドセット部は350グラムしかなく、場合によってはスマホ装着型のヘッドセットの重量(スマホ込み)よりも軽い。その理由は、コントローラー部にプロセッサが搭載するなど(コントローラは220g)分散化を図っているからのようだ。
OSはAndroidベースのサブセットで、コンテンツプラットフォーム経由もしくはmicroSDカードでコンテンツを取得する仕組み。picoシリーズのプラットフォームは2016年7月から数えて15万超(picoは2016年7月に「pico 1」というスマホ装着型ヘッドセットをリリース済みでこちらはアプリでの提供。デバイス提供&アプリダウンロード数の合算)の利用者がおり、日本のコンテンツホルダーとの提携も加速している。
Beijing Pico Technologiy Co,.Ltdは2015年3月に創業。「pico neo」は2016年4月に発表し、8月に出荷開始していた。日本での販売は2017年の早い時期の予定で、価格はSDK込みのセットが7万円前後、ソフトウェア抜きのデバイスのみの場合は4万円前後を予定しているという。
【関連URL】
・pico neo
http://www.picovr.com/neo.html
・Japan VR Summit 2 登壇者および出展ブースの詳細を公開 【@maskin】
http://techwave.jp/archives/post-23883.html