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メルカリ、イギリスでサービス提供開始

個人間売買を目的としたフリマアプリはすっかり市民権を得たようです。業界大手の「メルカリ」の日本でのダウンロード数は4000万。メルカリは海外にも注目しており2014年9月に本格参入したアメリカでは2000万ダウンロードまで成長しました(2016年12月現在)。そして、次はイギリスで2017年3月15日より「メルカリ」の提供を開始することになりました。

イギリスに設立された直営子会社Mercari Europeは2016年中に設立されており、CEOには外務省から世界銀行というキャリアを持つ伊​藤​錬氏が就任。ヨーロッパ全域への進出も念頭に置いているようです。

【関連URL】
・メルカリ・イギリスでのサービスローンチのお知らせ
https://www.mercari.com/jp/info/20170316_uk/

蛇足:僕はこう思ったッス
 グノシーは2014年にUK進出するも実績を出せずに撤退した。原因としては手探り状態だったことがあげられる。UKおよびEU
は文化が入り乱れている地域であるため、画一的な施策は通用しないことが多い。メルカリの場合、アメリカでは当初から急速な成長があったわけではないが、口コミ施策がきっかけとなりセレブの後押しを得られるという嬉しいハプニングがあった(「メルカリ」USA版、iOSマーケットで3位にランクイン アメリカファースト&口コミキャンペーンが功を奏す【@maskin】)。以降は成長ラインに乗りつつある印象だ。英語圏での足がかりを得たタイミングで、早期に同じ言語圏に展開が実現できているパターンは強い。ただ、すべては現地チームと日本との連携度合いにかかっている。今後の動きに注目したい。
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