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デジタルガレージ・カカクコム・クレディセゾンの3社が運営する研究開発組織「DG Lab」は2017年6月20日、独自開発のAIシステムを活用し、検索に変わる対話型オープンプラットフォームの構築に乗り出すと発表しました。
第一弾は「食べログ」に連動したチャット形式のレストラン検索サービスを試作するとのことです。
「食べログ」に掲載されている約85万件のレストラン、約1880万件の口コミ投稿(2017年5月現在)などを独自の人工知能システムで処理し、ユーザーがチャット形式で地名や食べたい料理の種類などを送信すると、その内容に応じたレストランを提供するというものです。
この取り組みではオープンプラットフォームとして、この仕組みを「外部のAIエージェントシステム」から利用することができます。これによりスマートフォンのアプリはもちろん、家電製品などから文字や音声による対話型の情報獲得の体験を提供することが可能になります。
DG Labは、ウェブサービスの情報をエンドユーザーに届ける今回の「食べログ」のようなものから「コールセンターの業務負荷軽減ツールなど」(報道発表分より)さまざまな用途に展開する考えです。
なお、今回発表された対話型「食べログ」は、DG Labが2017年7月25・26日にかけて東京開催するイベント「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2017 TOKYO」(DG Lab が「バイオテクノロジー」にフォーカスする理由、伊藤穰一氏ホストイベントの主要2テーマに採択)で体験できるデモブースが設けられる予定です。
【関連URL】
・DG Lab、人工知能を活用したインタラクティブ・エージェント技術のオープンプラットフォームを構築
http://www.garage.co.jp/ja/pr/2017/06/20170620.html
・DG Lab が「バイオテクノロジー」にフォーカスする理由、伊藤穰一氏ホストイベントの主要2テーマに採択
http://techwave.jp/archives/why-does-dglab-focus-on-bio-technolory.html