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楽天銀行がネット銀初の600万口座を突破、開業16年の快挙

FinTechとして少額決済やPtoP決済など多様なサービスが生まれるなる賑わいを見せる昨今ですが、インターネット銀行として2001年に開業した楽天銀行は口座数を順調に伸ばし、遂に2017年8月12日、口座開設数が600万に達しました。インターネット銀行としては最大の口座数とのことです。次点はジャパンネット銀行が356万(2017年6月末時点)口座。

楽天銀行は、2001年6月にイーバンク銀行として開業。翌年2002年にはモバイルバンキングやメールによる振り込み機能「メルマネ」をリリースするなどFinTech的な先駆的な存在として認知されました。

2008年9月には楽天と資本・業務提携を果たし、2009年には楽天子会社化、2010年5月に「楽天銀行」に名称変更しています。

【関連URL】
・インターネット銀行で初めて600万口座を突破
https://www.rakuten-bank.co.jp/press/2017/170815.html

蛇足:僕はこう思ったッス
 開業当初さまざまな課題があったインターネット銀行だが、今やむしろ金融サービスの利便性に注目されるほどに成熟。口座数も純増を続けており、今後FinTech市場の高まりに応じてサービスを拡充するのは必至だろう。インターネットやITの世界の面白さは、こうした巨人に対抗する勢力の誕生と急成長のドラマであったりするのだが、信頼性や利便性が不可欠となるネット金融の世界で今後、何が起こるのだろうか。時代の節目ともいえるニュースに感じた。
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