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セプテーニ・ホールディングスの連結子会社で、新規事業の開発やインキュベーション支援を手がけるセプテーニ・ベンチャーズは2013年10月1日、社内ベンチャーとして3月21日から運営されていた採用マッチングプラットフォーム「ViViViT(ビビビット)」を法人化したと発表した。セプテーニ・ホールディングスの子会社として設立される。
セプテーニ・ベンチャーズは2011年10月に設立。6つのプロジェクトを創出しており(うち2つはクローズ)、今回初めて分社化するすることに成功した。
写真 (by maskin): ガッツポーズをみせるViViViTチーム。左から 坂井惟史 氏、小宮大地 氏、(ブース運営スタッフ)、田中秀征 氏 (Samurai Venture Summit 8thの会場にて)
「ViViViT(ビビビット)」は、ITエンジニアとWEBデザイナーを志望する学生の採用に特化したプラットフォーム。
特徴は、いわば採用のためのSNSという構造になっている点。
学生は、自分のPRや作品をポートフォリオ・スキルシートとして掲載。活動状況などを継続的に掲載する。
採用を希望する企業側も同じスタイルで募集要項や求めるスキル、オフィスや社員の紹介を自由に行える仕組み。
いずれもスタイリッシュなデザインで統一された空間に情報が掲載できるほか、採用側と学生が直接コミュニケーションしあえる点が評価されている。
採用企業側は、月額固定費で利用できるのも大きいだろう。現時点で登録社数が累計100社を突破している。スカウト型の求人メディアの競争が激化する中、法人化に至ったきっかけは、屋台骨であるこの辺の数字が着実に成長している点とチームの熱意にあるようだ。
法人化後について、チーム 代表 小宮大地 氏はこのように語る。
「インターネット×採用が普及してきた中で、当プラットフォームで学生企業共にもっと効率の良い楽しい就職活動・採用活動ができるという確信に至りました。
今後、中途採用領域への進出を図りと共に、セプテーニグループの持つWebマーケティングの力とシナジーを生み出すことで、今までになかったような提案が出来る人材領域の会社を創っていきたいと思っています」)」
【関連URL】
・セプテーニ・ホールディングス、セプテーニ・ベンチャーズの「ViViViT」事業を法人化し、株式会社ビビビットを設立
http://www.septeni-holdings.co.jp/news/release/2013/10009483.html
・ViViViT – ビビビット – 新しい就職のカタチ
https://www.vivivit.com/
・セプテーニ・ベンチャーズ
http://www.septeniventures.co.jp/index.html
先駆けとなったネットエイジには僕も在籍したが、人、モノ、カネが投入され、かつ企業内に集約される多様なシナジー効果がスタートアップを強くしていった。
セプテーニ・ベンチャーズは6プロジェクトが誕生し、すでにクローズしたものもあるという厳しい世界。そのような競争の中で法人化できたことは、相当な強みがあるように思う。今後に期待したい。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演している。現在、TechWaveをリボーン中。中長期プランニングやアドバイザリー活動で定評がある。(@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中)
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