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インテルの第6世代Coreプロセッサー「Skylake」シリーズおよび第7世代Coreプロセッサー「Kaby Lake」シリーズのCPUににデータの破損や損失を起こす重大な欠陥があることが発表されました。
これは2015年後半から出荷されているものから、今後発売が予定されている「Xシリーズ」までが対象とされています。特定のOSに限定された問題ではなくWindowsからMacos、Linux系のデバイスまで、当該CPUを搭載あらゆるデバイスの使用者に対し、対処ができるまでデバイスのBIOSを使って問題回避の設定をするよう呼びかけています。
問題になっているのはCPUの処理能力を向上する「ハイパースレッディング」という機能で、これが使われると予測不能なエラーが発生し、データの破損や損失が発生するとのことです。不正行為の引き金となる懸念もあります。
この問題は関数型言語OCalmのコミュニティによって調査され、Debianプロジェクトのサイト上で警告が発信されました。
この問題を回避するには、インテルによる回避プログラムなどの提供が行われるまでは、デバイスのBIOSの設定で「ハイパースレッディング」機能をOFFにする必要があります。(詳しくはマザーボード及びデバイスメーカーの情報を参考にしてください)
自分のデバイスがこの問題の対象になるかは、これらのCPUリストからチェックすることが可能です。「SkylakeシリーズCPU」・「Kaby LakeシリーズCPU」。
【関連URL】
・[WARNING] Intel Skylake/Kaby Lake processors: broken hyper-threading
https://lists.debian.org/debian-devel/2017/06/msg00308.html