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ecboが宅配再配達解消へ、EC配送品一時預かりスポット事業「ecbo pickup(エクボピックアップ)」展開へ

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駅構内や店舗の空きスペースを使い荷物の一時預かり事業「「ecbo cloak」を展開する「ecbo」社は本日(2019年9月10日)、EC等で購入した商品宅配物を、多様な店舗で受け取ることができる新サービス「ecbo pickup(エクボピックアップ)」の事業参入を発表しました。サービス開始時期などは未定です。

宅配事業については、労働者不足に加え、都心などで再配達率の解消が大きな課題となっていました。店舗などの遊休スペースを活用した荷物一時数仮事業を展開するecboは、そのノウハウを活かし、一般生活圏に「ecbo pickup(エクボピックアップ)」対応店舗を増やすことを目標としています。


駅ナカ・駅チカとは違う拡大ストーリー

「ecbo pickup(エクボピックアップ)」は、ECで購入した後の受け取り先として一般の店舗を指定できるというものです。業種はカフェや美容室、カラオケ店、神社など50以上にのぼり、宅配の再配達を依頼することなく一定期間の間、希望の店舗で引き取りができるようになるとみられます。

ecboがこれまでJRグループ各社等と展開してきた荷物一時預かり事業「ecbo cloak」は、コインロッカー不足を解消する一つの手段として全国47都道府県1,000以上の店舗・施設に拡大していきましたが、「ecbo pickup(エクボピックアップ)」は一般消費者のEC荷物受け取りのためのスポットを増やす必要があります。

「設置コストがかかる宅配ロッカーと異なり、ecboのモデルは遊休スペースがあればすぐ始められますし維持コストもかからない。導入店舗側は、来店促進につながることが可能です」(ecbo 代表取締役社長 工藤慎一氏)

スポット拡大には、これまでecboがシェアロッカー獲得で展開してきたパートナーシップ活用が応用されるとみられ、EC事業者らと共に迅速に拡大するとみられます。

【関連URL】
・[公式] ecbo、新サービス「ecbo pickup」を始動!日本初、カフェや美容室など50業種以上のお店で宅配物を受け取り 〜再配達をゼロに、持続可能なラストワンマイル物流を目指す〜

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