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ビジュアルチャットアプリ「SnapChat」で一躍急成長を遂げ、2016年9月にサングラス型カメラ「Spectacles」をリリースした米Snap社が2017年2月2日、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)を申請したようです。
Snap社の創業は2012年1月、共同創業者でCEOのエヴァン・スピーゲル 氏は26歳、CTO ロバート・マーフィー氏は28歳。斬新なユーザーインターフェイスで若年層を中心に熱狂的な支持を得ました。
申請書で解ったこと
新規上場申請書では、いろいろな事実が明らかになっています。
・上場市場はニューヨーク証券取引所(NYSE)
・調達目標額は30億ドル
・上場時に想定される時価総額は最大250億ドル(日本円で約2兆8000億円)
・2016年12月時点でDAUは1億6100万(一年前は1億1000万)
・DAUの6900万はアメリカ、5300万はヨーロッパ
・潜在リスクはサイバーセキュリティや各国の政策
・DAU成長は2016年Q3にinstagramストーリーズが始まってから伸び悩んだ
・2016年度は、5億1460万ドルの純損失。4億400万ドルの収入。
・2016年度の売上は前年同期比で約500%増加
・一人あたりの平均収益は1.05ドル(2016年Q4)
・Google Cloudインフラに対し、少なくとも5年間で20億ドルを支出する計画
・従業員は1859人(2016年末時点)
・初期の社員 Reggie Brown氏にも1億5800万米ドルが支払われる
【関連URL】
・Snap Inc.
https://www.snap.com/ja-JP/
・FORM S-1 REGISTRATION STATEMENT
https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1564408/000119312517029199/d270216ds1.htm
共同創業者の二人はそれぞれ22.4%のSnap株を持っており、Forbesの試算によれば上場により最大て7150億円の資産を得る可能性があるという。Forbesの記事によれば、Snap創業者は30歳以下のし参加トップに踊りでるとのことだ。個人的には若いからとか資産が大きいからとかという評価よりも、常識的に誰も考えられなかった斬新なプロダクトをここまで成長させたという事実に驚かされる。才能?手腕?セオリーがあるのかどうかすらよくわからないけれど、ここまで新しい価値を生み出し浸透させたことに驚かざるを得ない。