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ZOZOSUIT必須のオリジナルブランド「ZOZO」開始、ただしスーツの納期は最長6か月

着用することで身体の採寸をすることができる画期的なウェア「ZOZOSUIT」の無償提供で話題になって2ヶ月超。完全オーダーメードブランド「ZOZO」が本日2018年1月31日からスタートしました。しかしながら、肝心のZOZOSUITの出荷が遅れている状態です。

前澤社長自らTweet

「ZOZO」の開始は、運営会社スタートトゥデイの創業者である前澤友作氏のTwitterアカウントでも知らされました。完全オーダーメードであるため、「ZOZOSUIT」での採寸が必須とのことです。

ZOZOSUIT 最長6ヶ月納期

しかし、ZOZOの発表とほぼ同時刻、ZOZOSUITを昨年11月22日に申し込んだ筆者のメールアドレスには以下のようなメールが届きました。このようなメールは段階的に申込者宛に送付させているようです。

この度は、ZOZOSUITをご予約いただいたにも関わらず、大変お待たせしておりますこと心よりお詫び申し上げます。

ZOZOSUITですが、本日より配送を開始いたしましたが、ご予約数に対して生産数がまだまだ追いつかない状況が続いております。

それに伴い、お客様へのお届けに本日より最長6ヶ月程度かかる可能性がありますが、生産体制を大幅に増強し、納期の短縮に鋭意努めております。

ZOZOSUITは、オーストラリアのスタートアップ「StretchSense」社が開発した画期的な採寸用ウェア(参考「想像以上にすごい「ZOZOSUITの技術」-スタートトゥデイの出資先StretchSenseが開発」)で、スタートトゥデイも資本参加しています。

【関連URL】
[公式] 完全オーダーメードブランド「ZOZO」 | ZOZOTOWN

蛇足:僕はこう思ったッス
何かの冗談かと思った。無料だとしても注文から2ヶ月、何の音沙汰もなかったにもかかわらずZOZOSUIT必須のオーダーメードブランドスタート。この発表にあわせて「最長6か月納期」の案内を送付するのには何か意味があるのだろうか。企業対個人消費者(マス)の話とはいえ、PRの前に打診くらいして欲しかった。完全オーダーメードそのものはおもしろい取り組み。StretchSenseの採寸によって得られたデータの所在を問題視する動きもあるが、さまざまな課題を乗り越え普及できたら革命的なことだと感じる。

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