東京都がGitHubで公開、「東京都公式新型コロナウイルス（COVID-19）対策サイト」のオープンソース共同作業始まる

maskin

4年前

東京都は2020年3月4日、東京都公式「新型コロナウイルス（COVID-19）対策サイト」を公開。それに合わせて、すべてのデータ＆ソースコードを「GitHub」上で公開しました。

GitHubは、リモートでコラボレーション作業ができるサイトで、開発社はこのサイトのバグを修正や改善、新しいデータやコンテンツ・機能の提案などができるようになります。

東京都はGitHub上で「都庁の人だけではなく、様々な人々とともに作る」という声明を発表し、正しいデータを迅速かつ的確に公開していく姿勢です。

本日の #新型コロナウイルス感染症対策本部会議　で報告いたしました　コロナ対策の選用サイトを開設しました。新型コロナウイルス感染症対策に関する最新情報をできるだけリアルタイムでお伝えします。どうぞご覧ください。コチラ→　　　https://t.co/istd6Vjx4T

— 小池百合子 (@ecoyuri) March 3, 2020

正しいデータをオープンに伝える

（公開された東京都公式「新型コロナウイルス（COVID-19）対策サイト」）

東京都公式「新型コロナウイルス（COVID-19）対策サイト」は、より正しいデータを、オープンに公開していくと定義。

GitHubでは、「都民の生命と健康を守るため」（GitHub内の宣言）、（誤解を招かない）正しいデータを、一般市民とともに公開していく共同作業を展開していく考えです。

また、当サイトでは、ユニバーサルデザインはもちろん国内・国外の人に伝えるというミッションを掲げ、データのみならずさまざな技術やコンテンツの修正・追加・提案などを行っていくとのことです。

東京都のデータを集めた公式サイトを急ぎ開設しました。今後はデータ公開をさらに進めて東京都オープンデータサイトから生データをダウンロードして利活用できるようにしていきます。ご活用ください。

東京都新型コロナウイルス対策サイト – covid19 https://t.co/YwIojsQENy

— 宮坂学 Manabu Miyasaka (@miyasaka) March 3, 2020

「東京都公式新型コロナウイルス対策サイト」GitHubには、サイトに含まれる全てのデータやソースコードが共有されています。開発者はこれに対し、議論を行ったり、修正や提案を行うことが可能です。

すでに多くの修正改善などの提案が届いている状態です。提案は、担当チームの判断で随時反映されていきます。

プロジェクトのタスクリストがカンバン形式でリアルタイム更新されています。誰でも現在の状況を把握することが可能です。

東京都が開設したGitHub上には現時点で「東京都公式新型コロナウイルス対策サイト」のリポジトリ（＝プロジェクト）しかありませんが、今後、さまざな領域で市民との共同作業が展開される可能性も考えられます。