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トランスリミット、 3年ぶりの新作「Craft Warriors」(クラフト・ウォリアーズ)を全世界で配信開始

トランスリミットは2018年4月20日、新しいゲームタイトル「Craft Warriors(クラフト・ウォリアーズ)」を全世界で配信開始しました。

前作「BrainDots」は2015年7月5日にリリースされ、現在まで3000万ダウンロードを達成しています。これまでの様なシンプルな“脳トレ”パズルゲームを脱した新しいタイトルは世界でどう受け入れられるのでしょうか?

Craft Warriors

「Craft Warriors」(クラフト・ウォリアーズ)は、3Dモデルのキャラクターをはじめ、さまざまなアイテム等を作成することができるいわゆるクラフト系ゲーム。街をつくり、部隊を編成してその警護にあたる戦略性が求められるゲームです。

概要
タイトル名:Craft Warriors(クラフト・ウォリアーズ)
対応端末:iPhone/Android
ジャンル:リアルタイムストラテジー
対応言語:全18言語
サービス地域:全世界
サービス開始日:2018年4月20日
価格:無料(アイテム課金)
企画・運営:株式会社トランスリミット
著作権表記:©Translimit, Inc

App Store:https://itunes.apple.com/app/id1101088321
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.translimit.castle

ソフトローンチという戦略

「Craft Warriors」は2017年10月、いわばβテストのような形でニュージーランドを皮切りにカナダ、オーストラリアでソフトローンチを実施(
参考「“世界取り” 再び ー 2年超の沈黙を破るトランスリミット、最新作「クラフト・ウォリアーズ」はLINEと共同でニュージーランドから展開」)し、そこでチューニングや機能追加を行い今回の正式リリースに至ったといいます。

「本作は、バランス調整やデバッグを目的に、約半年の期間でニュージーランド、オーストラリア、カナダの順にソフトロンーチを行いました。

通常はリリース後に修正や改善を行うと思いますが、そのプロセスをソフトローンチ中に終えたという感じです。限定ユーザーに対するβ版の公開と似ていますが、ソフトローンチはお祭り要素もなく平均的なフィードバックを得られるのが利点です。

実際にやってみた海外でも受け入れられるであろうというのは早々に感じましたたが、思ったよりも時間が掛かってしまいました。しかし、バランス調整や数値改善、機能追加等を納得のいく状態までやることができたので、安心してリリースを迎えることができました」(トランスリミット CEO 高場大樹氏)。

今回の「Craft Warriors」は、これまでのシンプルなパズル(参考「日本発「BrainWars」がアメリカで2位、非言語脳トレゲームは世界に拡大するか【@maskin】」)とは異なり、かなり3Dモデルに力を入れていますが、「今回は特にデザイナー陣の強化を行い、3Dモデルやアニメーション、エフェクト等の3Dアセットも全て内製で作れる体制を構築」(高場氏)したとのことです。総勢20名のメンバーによる世界への再挑戦。どんな成果を生むのでしょうか。

【関連URL】
・[プレスリリース] トランスリミット、新ゲームタイトル「Craft Warriors」を全世界で配信開始、18言語に対応
・[公式] Craft Warriors
・[公式] 株式会社トランスリミット

蛇足:僕はこう思ったッス
 マインクラフトの人気に乗る形で、この数年、さまざまなクラフト系ゲームが登場しては消えていった。Craft Warriorsは、シミュレーションゲーム「シムシティ」のような箱庭観察の楽しみもあり、またさまざまなアイテムを制作する楽しみもある。シンプルでありながら可能性を秘めた内容になっている。これまでと同じように基本はグローバルのユーザーを相手にしたタイトル。脳トレのようなノンバーバル(非言語)要素が、この複雑で壮大な作品にどのように仕組まれているのか楽しみ。

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