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ファーストプロダクト「BrainWars」で全米無料アプリの2位をマーク。その後にリリースされた「BrainDots」でも世界で3000万ダウンロードを突破した日本のアプリスタートアップ「トランスリミット」社が2年超に及ぶ沈黙を破ります。
同社はLINEと共同で2017年10月30日から最新作「Craft Warriors(クラフト・ウォリアーズ)」をニュージーランドで提供開始しました。トランスリミットが企画・開発・運営、LINEがマーケッティングを担当します。
「世界向け」を検証するために
なぜ、いきなりニュージーランドでアプリを展開するか? トランスリミット 代表取締役社長 高場大樹 氏は以下のように話します。
「“世界向け”が実現できているのかを測るため、全くゆかりのない土地でリリースしました。ニュージーランドを選定した理由は2つあります。
一つは「英語圏であること」
もう一つは「スマホゲーム市場を世界的に見て、利用者の属性(課金額、課金率など)が平均的だったこと」です」(高場 氏)
そもそもトランスリミットは非言語を標榜し、初めから世界で評価されるプロダクトを目指してきました(参考「日本発「BrainWars」がアメリカで2位、非言語脳トレゲームは世界に拡大するか【@maskin】」)。
「BrainWars」は2000万ダウンロード、「BrainDots」では3000万ダウンロードを突破。計5000万ダウンロード、しかも海外利用者比率95%を実現したトランスリミットの次の一手はどんな作品になっているのでしょう。
ユーザー参加型戦略ゲーム
「Craft Warriors(クラフト・ウォリアーズ)」は町づくり戦略ゲームです。プレイヤーは「クラフト機能」を使って自分のキャラクターやアイテムの3Dモデルを作成することができるというもの。
「テキストが従来よりも多くなっていますが、基本姿勢は変わりません。ノンバーバルを意識し、全世界へ提供することをポリシーとしています。
これまでの2作品で5000万ダウンロードを突破し手応えを感じました。中でも「BrainDots」のステージクラフト機能でUGC(ユーザー・ジェネレーテッド・コンテンツ)に可能性を感じ、そういった要素を取り入れた、これまでより密度の高い作品に挑戦する決断をしました。
ニュージーランドでのローンチ後は、日本を含め順次世界に展開していきたいと考えています。本作は1億ダウンロードいきたいと思っています」(高場 氏)。
また、トランスリミット社は、今回の新タイトル提供開始に先立ち、グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合、Skyland Venturesから総額3億円の資金調達を実施したことを発表しています。
【関連URL】
・Craft Warriors
https://craft-warriors.com
・トランスリミット、LINEと共同で新ゲームタイトル 「Craft Warriors」をニュージーランドで配信開始
http://translimit.co.jp/press/2017/10/30/46/