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無料で提供されているOS「Ubuntu」に2013年12月24日、Android対応デバイスで「Android」と「Ubuntu Phone OS」の
デュアルブート機能が登場した。一部の端末に対応し、開発者向けに提供される。
「Ubuntu Phone OS」は、Ubuntuのスマートフォン版。スマートフォン&PCハイブリッドという特徴がある。(名称はPhoneではなく、Ubuntu13.10以降はUbuntuで統一されている模様、ここでは便宜上Ubuntu Phone OSを使用)
対応ハードウェアはx86およびARMアーキテクチャのプロセッサ搭載のAndroid対応ハード。現時点では、以下の条件を満たしていればインストール可能とのこと。なお、Android内のメモリを書き換えてしまうため十分な注意が必要だ。
• Nexus 4 デバイス
• Android 4.2以上
• 2.7GB の空き容量
• 母艦にADB toolsが稼動していること
• USBデバッグモードがONになっていること
「Ubuntu Phone OS」のデュアルブートの切り替えは、アプリからクリック一つで実行できる。
「Ubuntu」はLinux系のオープンソースOSで、世界中の開発者コミュニティが主体となって開発を進めている。利用者は世界で2000万人。
【関連URL】
・Announcing Ubuntu and Android dual boot developer preview
http://discourse.ubuntu.com/t/announcing-ubuntu-and-android-dual-boot-developer-preview/1359
・無料OS 「Ubuntu」にスマートフォン版登場、Android対応ハードで動作 【増田 @maskin】 http://techwave.jp/archives/51775041.html
・無料OS「Ubuntu」が大きな一歩、タブレット版登場で 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51781346.html
オープンソースというと、商業プロダクトのカウンターカルチャーとして受け止められることが多かったと思うのだけど、Ubuntuの製品クオリティは比較するまでもなく完成度に到達しており、このマルチデバイス展開はその先のメッセージ性を兼ね備えているちょうに思える。
1990年代ソフト/ハード開発/マーケティング全般を入口に、教育、海外技術&製品の発掘&ローカライズなどを手がける。その後、週刊アスキーなど主要なIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSのサービス立ち上げ、ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。生んでは伝えるというスタイルで、イノベーターを現場目線で支援するコンセプト「BreakThroughTogether」でTechWaveをリボーン中 (詳しいプロフィールはこちら)