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2013年10月未明、「渋谷のIT業界大手がひしめくエリアで、ハンガーを配布している」という報告を受け、TechWave編集部は調査を開始。
どうやら某スタートアップが展開する新サービスに関係しているとのこと。
しかも10月17日、今度は東京・目黒のAmazon.co.jpやウォルト・ディズニー・ジャパンといった有名企業のオフィスがある地域に出没するとの情報を受け、現地に急行した。
本当に道行く人にハンガーを配布しているのだろうか? そもそも、そんながさばるものを受け取る人がいるというのだろうか?
早速、JR目黒駅を経由して、オフィスビルへ向かうと、いたっ!
コンパクトなハンガーを想像した筆者にカウンターパンチを与えるほど黒くて大きなハンガー。
近くに服飾系の学校があるので、文化祭でもあるのかな?と思いきや、配布しているのはどう見ても社会人風。
謎につつまれた感がある男子3~4人が大きなハンガーを配布しまくっている。
しかも、無理矢理手渡ししているように見えるのだが、、、、?
なんと、律儀にバッグにしまい、しかも、「助かりますー」など感謝の言葉も!
別れ際に、「サイトみてみますー!」とかなりフレンドリーな関係の構築に成功している!!
なぜハンガーを配布するのか?
特定の顧客に直接アプローチして対話するのは、商売の原則でありマーケティングの入口。
とはいえ、アプリやサービスのスタートアップは、そこまで発想が行き着いてないのが現状。リアルイベントをやったとしてもお祭に終わるか、途方に暮れるケースが多い。
そこで、配布している本人に直接インタビューしてみた。
「「恋に仕事に忙しい、大人の女性向けオークション」を展開していて、現在はハイクラスのブランド品の出品を集めることにフォーカスしています。
それで、IT&外資系オフィスに勤務するOLの方を対象にしました。もう少し寒くなると、コートとかかけるためのハンガーがほしくなるけど、ハンガーだけ家から持ってくるのって意外と面倒くさいのでニーズあると思いました」。
なるほど。
このハンガーには、オークションサービスの案内が付与されていて、アクセスすると、iPhone専用のウェブ先行体験版にアクセスできる。本サービスについては、iOSアプリを11月上旬の公開を予定とのこと。
ゲリラ配布の反響について聞いてみた。
「渋谷で展開した時は、本当にゲリラ展開だったので、かなりザワザワしてしまいました」。
ザワット!!!
(追記)現在、許可を得て展開しているとのことです。
【関連URL】
・ザワットと鉄人化計画が「カラオケのソーシャル化」で共同展開、3月に新サービス「ohaco(オハコ)」を展開へ 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51777319.html
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング → 海外技術&製品の発掘 & ローカライズ → 週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSのサービス立ち上げに関与。坂本龍一氏などが参加するグループブログ立ち上げなどを主導した。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。生んでは伝えるというスタイルで、イノベーターを現場目線で支援するコンセプトでTechWaveをリボーン中 (詳しいプロフィールはこちら)