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昨日書いたエントリー「だからヤフーは報道機関になるっていったじゃない」がはてなブックマーク100個以上つき、このブログにアクセスが殺到した。いや、あらためてはてブパワーを実感した次第。はてブはやっぱりスゴイ。
ところで、僕はこのところのツイッターパワーを見てはてブを始めとするソーシャルブックマークもそう遠くない将来に過去の遺物になるんじゃないかと思っていた。
なぜそう思ったのかと言うと、ソーシャルブックマークは、自分が過去に気になったページを探し出しやすいようにブックマークすることが、公開情報として集まれば別の価値を生み出すというサービス。全体の利益を考えないでもないが、あくまでも自分ための行為が全体の利益になる仕組みだ。
一方でツイッターでURLをつぶやくという行為は、友人、知人に対する自己表現の一種。自分はこんなことに興味のある人間です、という表現だ。人間の根源的欲求には「表現」「評価」「つながり」があるということは拙著「爆発するソーシャルメディア」以来の本で主張し続けてきたが、ツイッターでURLをつぶやくという行為にもこの「表現」の喜びがある。
そしてRTされるということは、評価されたということになる。これもまた嬉しい。
RTされた人をfollowしたりして、つながっていく喜びもある。つまり3つの喜びすべてが存在するわけだ。
だからツイッターでURLをつぶやくことは楽しい。自分ためにブックマークすることよりも楽しいので。いずれはてブよりも力を持つようになると思っていた。
ところが、URLを含むつぶやきをはてブに自動登録する連携機能をはてなが実装した。一世を風びしたサービスが次つぎと時代遅れなっていくのを何度も目してきたが、このセンス、この迅速な対応に改めて脱帽した。ツイッターってなにが面白いのか全く分からないというウェブサービス運営者もいる中で、はてなはツイッターの潜在的な可能性を見抜き、迅速に対応した。やっぱはてなはすごい。
ところでこの連携機能の設定は非常に簡単。はてブ設定のページでツイッターのアカウント名を入力するだけ。あとはURLの前にB!とつぶやけば、自動的に自分のブックマークのリストにそのURLが加わる。URLの前のB!なしのつぶやきでもURLがあればそれを自動登録するように設定することも可能だ。
この機能が実装されたことで、僕はまたはてブを愛用始めている。