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米stickybitsは3月8日、バーコードを使用してリアルとネットを融合する新サービスをローンチした。スキャン機能付きのソフトはスマートフォン対応でiPhone用とAndroid用が用意されている。
バーコードは特別なものではなくも良く、書籍やカップラーメンといった一般の商品に付与されているバーコードをスマートフォン用アプリで読み取り、stickybitsのデータベースに登録することができる。登録されたバーコードに対して、ユーザーは誰でも、写真や動画、音声、コメントを関連情報として投稿することができる。Twitterとfoursquareとの連携も可能。
商品にタグ付けするようなものと想定すると関心空間を思い浮かべる人もいるのではないだろうか? 確かに近いものはあるが、stickybitsは
例えば、自分用バーコードを作成し名刺の裏に印刷して配るなんてことが可能だ。こんな風に…
画像)「Attached bits」以下がバーコードに付与された写真。名刺上では伝えられない情報を関連付けるのは良いアイディアだ。
当然、これに限らずバーコードが貼られていないモノ、ヒト(?!)、場所、乗り物などにも適用可能。バーコードを発行して貼り付ければいい。
タギング時(バーコードに対する情報の関連付け)には、位置情報が付与されるため、検索には地図が使用できる。その際、「3D」というボタンが現れるので押してみると、なんとセカイカメラそっくりのビューが表示された。下の画面は筆者が登録したカップラーメンの情報がAR(拡張現実)風に表示されているところ。
他にはどんなタグ付けがあるかとアプリで検索してみると、「場所」とか「風景」といった意外な活用例もあった。(アイディア投稿用のページ)
そう考えるとアイディアはつきることがない。stickybitsは、ローテクであるバーコードをネット連携に活用する、という偉大な発明をしたのかもしれない。
そこで、この記事の実験として、以下のバーコードを発行した。名付けて「コメントバーコード」。よかったらこのサービスを使って感想を送って欲しい。
1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。
週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連雑誌で活躍。
独立系R&D企業のマーケティング部責任者の後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの立ち上げに参画。
ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。ニフティやソニーなどブログ&SNS国内展開に広く関与。
現在、複数のメディア系ベンチャー企業にアドバイザー・開発ディレクターとして関与。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。詳しいプロフィールはこちら。
これから情報・通信市場で何が起こるのか
著者:野村総合研究所情報・通信コンサルティング部
販売元:東洋経済新報社
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