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米調査会社Nielsenは、米国のスマートフォンの新規ユーザーの間でのシェアで、GoogleのAndroidOS搭載機がAppleのiPhoneを始めて抜いた、と発表した。
4−6月期にスマートフォンを購入した米国内のユーザーの契約件数を携帯電話のOS別シェアでまとめたもので、iPhone OSが23%に低下したのに対し、Androidは27%と大きく数字を伸ばした。
ただこの数字は6月末までの集計で、6月24日に発売になったiPhone4の契約件数は1週間分しか入っていない。iPhone4の発売を待って買い控えていたユーザーも多くいたと思われるので、iPhoneとAndroidのシェア争いの優劣を判断するには7−9月期の数字を待つべきかもしれない。
「AndroidがiPhoneを抜いた!」って米ネットメディアやブログでは大騒ぎになっている。例えば、こことかこことか。でもiPhone4発売直前の数字ってあまり意味がないんじゃないか。当然買い控えは起こるでしょ。
集計したNielsenも「AndroidがiPhoneを抜いた」というセンセーショナルな見出しではなく、「Androidは伸びているけど、それでもiPhoneは米国で一番人気のスマートフォン」という見出しになっている。Android Soars, but iPhone Still Most Desired as Smartphones Grab 25% of U.S. Mobile Market | Nielsen Wire
全スマートフォン契約件数におけるiPhoneのシェアは伸び続けているくらい(2番目、28%)。もちろんAndroidの過去半年の伸びはすごいけれど(4位、13%)。
それよりもすごいのが、既存のスマートフォンのユーザーに「次はどのスマートフォンがほしいですか」という質問した結果。
iPhoneユーザーの89%が次もiPhoneを購入すると答えている。一方でAndroidユーザーの21%は次はiPhoneを購入したいと言っている。あれ?やっぱりiPhoneのほうがいいの?