グーグルショッピング日本版スタート、ウェブ検索と価格比較が融合【@maskin】

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[読了時間:2分,追記あり]



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 Google日本法人は10月28日、インターネット上のショッピング情報を効率良く検索できるようにする新サービス「Googleショッピング」の日本版を公開した。






 Googleのメニューには「ショッピング」が追加され、クリックするとGoogleショッピングのページに遷移繊維する。商品名やキーワードを入力すると、目当ての商品が価格付きで一覧表示される。

 結果一覧は「新品かどうか」や価格帯、ブランドや販売店舗など多用な方法で絞り込みが可能で、クリックだけで欲しい商品を探せるようになっている。価格や関連度で並びかえもできる。

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価格比較だけでなくコメント集約も

 検索結果によっては、以下のように「価格比較」や「コメント&レーティング情報」が表示される。

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 (追記)コメント&レーティング情報は、複数のEC関連サイトから集約しているようだ。例えば競合となる価格コムなどのコメントが表示されることもある。

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 今後、ウェブ検索の結果にもGoogleショッピングの結果が表示されるようになるとのこと。最大のポイントはECサイトは「Merchant Center」から無料で商品を登録できるところ。年末商戦に向けかなり活用されそうな様相だ。

■ 関連URL
・Google Japan Blog: Google ショッピングが本邦初公開!
http://googlejapan.blogspot.com/2010/10/google_869.html
・Googleショッピング
http://www.google.co.jp/products

蛇足:僕はこう思ったッス

「無料で登録」「無料で検索」のインパクトは大きい。これを受けてか東証一部に上場しているカカクコムの株価は10月28日終値で前日比マイナス5.5万円の38万円まで急落している。

商品へのリンクは直接ECサイトの当該ページにジャンプする。どのようなビジネスモデルなのかまだよくわらないが、ウェブ検索の枠組みに商品価格情報が融合されることで、欲しい商品へのリーチしやすさは格段に向上するだろう。

蛇足:オレはこう思う

 もう7,8年前になるんだと思うけど、Googleがfroogleとかいう名前のサービスを始めたことがある。アイデアは基本的に今回と同じ。商品情報をクローリングしてきて集めて表示するというもの。ECサイトにとって脅威になるんじゃないかって思った。検索エンジンをベースにしたショッピングサイトと、人力でコンテンツを集めるショッピングサイト。どちらのビジネスモデルのほうが有効なのか、興味深く見守っていた。

 一見すると検索エンジンをベースにしたショッピングのほうが、より今日的なビジネスモデルに映る。ところが結果はECサイトの勝ち。froogleって結局ぱっとしなかった。ちょっと意外だった。

 でもよくよく考えれば、ユーザーのニーズに応えようとする姿勢ではECサイトのほうが、Googleのエンジニアよりも必死なんだよね。結局は必死になってユーザーのニーズに応えようとしているところが勝つんだと思う。

 だから今回、価格コムの株価がかなり下がったみたいだけど、そこまで価格コムにとって脅威にはならないと思う。

 でもこのGoogleからの挑戦を機会に、価格コムはもう少しユーザー層とニーズの変化を考えてUIを進歩させたほうがいいと思う。今だにパソコン自作したり、ガジェットが好きだったりする超コアなメインユーザーを優先したUIになっている。ユーザー層の裾野が広がっているんだし、もっと広がる可能性があるんだから、幅広いユーザー受けするUIに変えていったほうがいいんじゃないだろうか。じゃないとほんとにGoogleにやられちゃうことになると思うよ。

著者プロフィール:ジャーナリスト・イマジニア 増田(maskin)真樹twitter:maskinmetamix)

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 十代からメディアクリエイターとして企画設計から開発までマルチな才能を発揮。週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で活躍。雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスの起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導する。
 数年間の休眠後、現在TechWaveのスタッフライター1号機として活動する他、書籍などを中心に執筆活動および講演活動を展開。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。DJやイベントオーガナイザー。スタートアッププロジェクトのアドバイザー等として活動。徐々にスロットルを回しはじめている。詳しいプロフィールはこちら(お仕事下さい m(_ _)m

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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