凹んだあなたを猛烈に励ましてくれるアプリ「がんばってね」【増田(@maskin)真樹】

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maskin

Editor In Chief at TechWave.jp

1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア（スペイン）の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。

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(2012/06/12 サービス内容見直しのため一旦アプリをAppStore上から削除しているとのこと)

[読了時間:2分]

　ストレスフルな日常、がっかりすることもあるけれど、何とかがんばろう。そう思い奮闘する男性諸君待望のiPhoneアプリが「Ganbattene」だ。仕組みは単純、登録されている女の人を選び「がんばってね!」と応援してもらうというもの。

　一般人を被写体にしてヒットした美人時計はグラビア的な楽しみが主だったが、「Ganbattene」は動画でより現実感のある癒しを与えることを目的としており「芸能人やモデル等ではなく一般人に近い可愛い女の子を集めることで、よりユーザーと女の子の距離を近づけることができる」(iPhone版開発担当 九州大学・緒方貴紀氏)という徹底ぶりだ。

発展途上、けど目が離せない

　現時点では数名の動画が公開されているだけで、機能は再生と評価機能くらいしかない。だが、なぜか十分に利用価値があると感じるのは企画のおもしろさからか。今後は、主にソーシャル機能を強化していく予定で、ユーザー投票からユーザーの好みにあった “頑張ってね” を届けるエージェント機能なども用意したい考えだ。

　デザイナーにはリッチメディア社のRich New Development(RND)局の東辰則氏、Webページ制作運営担当には同じくリッチメディア社の RND局でリーダーおよび株式会社響の取締役CIOを務める岡田陽介氏、iPhoneアプリ開発には九州大学大学院を休学し東京で武者修行中という緒方貴紀氏が担当する。

　彼らは目的意識の強いエンジニア向けイベント「逆求人フェスティバル」での出会いから、休学してまでリッチメディア社に参画、入社したという。このアプリはリッチメディアの社内プロジェクトという位置付けだが、基本的に個人の集まりとして運営しているもののようだ。彼らの当面の目標は、Facebookの「いいね」を10000回発生させることで、その為にはまず出演者の確保に注力したいとのこと。

出演者募集中

　というわけで、TechWave紙上オーディションということで、このアプリに出演して「がんばってね!」と応援してくれる方を呼び掛けたいと思う。以下、条件と応募概要。

■Ganbattene応募条件

２０歳以上の女性
各アプリ、facebook、web サイトやその他、媒体にて顔出しが可能な方
facebook アカウントを持っている方
情報発信希望の方
許諾書にサイン可能な方
(事務所に所属している場合は応相談)

■動画制作の詳細と承諾書

資料&動作作成の手引き：http://db.tt/4bCjATjP
許諾書：http://db.tt/syxGGiU6

■動画の送付先

動画および許諾書の送付先はメールアドレスに添付して送付。

rnd [at] rich.co.jp
([at]を@に変更してご使用下さい)

許諾書は、下記の住所に直送することも可能。
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-20-1
住友不動産西新宿ビル18階
株式会社リッチメディア RND局

【関連URL】
・あなたに癒しと応援を…　Ganbattene app／がんばってねアプリ　iphone
http://ganbattene.net/

蛇足：僕はこう思ったッス
決して凝ったUI/UXではないが思いは伝わるし、「がんばって」と言われることの効果の高さを改めて実感する。この発展途上さ加減が、実はチャンスの源泉であるように思えたりする。ありていな一般論にスポイルされた機能追加ではなく、初めの感覚を大切にして邁進して欲しいと思う。結局は情熱。