幸せな結婚へ正面から挑む「Frigg」 【増田(@maskin)真樹】

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 人口減少社会に突入した日本。婚姻率も減少(再婚含む)の傾向にあり、その状況に手を打とうと全国地方自治体が婚活イベントを主催するすることも多く、とてつもない人気を博している。

 当然ながらウェブを活用した結婚支援サービスもあるのだが「満足いく出会いがない」とFrigg社CEOの池森 裕毅氏は言う。

幸せな結婚とは何か?




 「実際にウェブの結婚支援サービスを利用したことがあるのですが、システムの問題を多数抱えているんです。例えば、希望の条件を書く場がいわゆる掲示板と同じで、不特定多数の人の目に晒され、一度公開すると大量の定型メールがスパムのように送付されてきます。出会い系サービス代わりとして参加してくる人も多く、新規の参加者がどんどん登録してくるという雰囲気が無い状態なんです」(池森氏)。

 とはいえ結婚相談所はどうか。やはり金額面、どういった担当者がいるかで全然違うし、そもそもそういったサービスを公に利用するのには抵抗がある人もいる。やはり、ネットサービスこそ婚活にフィットしているのだが、今のところ理想と思えるものがない。

 池森氏が考えたのは、徹底した問題点の洗い出し。結婚支援サービスの不安点から結婚という人生の大イベントにおいて、やるべきことが何かを考えたのだ。導き出されたのは「安心できるサイト」そして「好みが合う人とのマッチング」。

 サイトへ登録してまずやることは、自分とパートナーに対する多数の質問に応えること。非常に多くの項目があるが、どれも必要不可欠だと思わされるものばかり。特に「相手に望むこと」の項目は、なるほどと思わせられるものばかり。

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 項目に回答すると、1日に1回、マッチすると思われる相手のオファーが 得られる仕組み。年齢や収入で検索してカタログ販売的に探すのではなく、データから精査された気のあう相手が自動で絞り込まれる。データで機械的に選ばれるなんて、と感じる人もいるかもしれないが、これだけ多くの観点から自分と相手を評価するわけで、きっと希望の光を感じることができるのではないかと思う。

 恋愛とか結婚で「第一印象」という人もいると思うが、Friggではあえてそこはタッチしていない。むしろ中長期に渡りパートナーとして人生を共にする人との親和性を判定するのがFriggであり、外見とかフィーリングは「実際相性が合って対面する時に判断すべき」(池森氏)という割り切り方に好感が持てる。

 Friggのビジネスはマッチング。1日1人の紹介は無料で、その相手にメッセージを送付する場合に月額980円の利用料が発生する。しかも送付できる人数は月に5名までと、よくある「とにかくアタックせよ」的婚活サイトとは一線を画する安心感がある。今後、ソーシャルメディアが持つソーシャルグラフを活用し、本人の信頼性を高める機能などを、プライバシーに配慮しながら実装していく計画もある。

 ネット上での出会いやつながりが当たり前の時代。人生をより良く構築するための手段としてFriggへの期待は高まるのではないだろうか。

【関連URL】
・frigg
http://frigg.lv/

蛇足:僕はこう思ったッス
自分の周りの30代からアラフォー世代は、驚くほど婚活要望であふれている。初対面で相思相愛となったのはいいが、男がギャンブル好きだったり、という話はよくあるもので、それ以外にもトラブルや悩みを抱えていることが多い。年齢が高くなると理想が高まる傾向もあるのがその一員らしいが、感情や観想にまどわされずに、Friggが結婚という人生の重要要素を改善してくれることを望んえいる。
ところで、僕が住む栃木県宇都宮市は全国屈指の婚活イベント「宮コン」が定期的に開催されている。参加者は2500人前後で、シャッター街も開催日だけは昭和末期を思わせる盛況ぶりとなる。都心からわざわざ参加しにくる人も多いらしい。ただ、参加した人から話を聞くと「出会いがない」「ただの飲み会」とか「出会ったけどトラブル起こした」という話が目立つ。そりゃ、冷静に考えれば、婚活目当てに人が集まっただけであり、そうそう運命的な出会いがあるわけがない。
そう考えるとFriggのインタレストマッチは適切な入口だと思う。

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。codeが書けるジャーナリスト。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら場所に依存せず成功すべき”という信念で全国・世界で活動中。イベントオーガナイザー・DJ・小説家。 大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。スタートアップ支援に注力、メール等お待ちしております!

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長
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