フラッタースケープ、デザイン雑貨最大70%OFFの招待制ショップ「MONOCO」をオープン 【増田(@maskin)真樹】

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[読了時間: 2分]

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 日本商品に特化したEC事業を展開するフラッタースケープは4月9日、招待制ショッピングサイト「MONOCO」をオープンした。国内外のデザイナーズ雑貨を、数量限定にすることで需要を予測し最大70%引きで購入できるのが特徴。

 プロジェクトがスタートしたは今年の1月30日。実質2ヶ月程度でオープンにこぎ付けた。サイトの利用は無料だが、サイトから招待状を受け取るか、既存ユーザーから招待を受ける必要がある。

フラッタースケープの衝撃




  フラッタースケープは2010年1月、当時大学生だった柿山丈博氏(代表取締役)が、インターン中だったネットプライス内でテスト的にスタートした同名の個人間マーケットプレース「FlutterScape」をきっかけに、同年5月インドネシア出身のAri Awan氏と共同設した会社だ。

 「日本のプロダクトを世界に配送する」という世界を構築し、“日本の力を高めたい” というメッセージ性やシステムの完成度の高さ、および優れたデザイン性の高さなどから、モデルの富永愛を初め多くの日本人出品者により、優れた日本製品を世界に出荷してきた。

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 日本人とは思えない卓越したサイトとサービス。代表取締役 柿山丈博氏は「世界視点で日本を考えている」と語る。

 「FlutterScapeというサービスを構築するなかで、ウェブから決済、配送まで世界で通用するシステムを構築してきました。この会社の価値というのはチームでもありシステムでもあり、ウェブUI/UXは当然のこと、世界で決済し世界に発送できるシステムを再利用可能な形で蓄積してきた点にあります」。

【フラッタータスケープ社の価値】
Code = 優秀なプログラマーチーム + テクノロジー
+Platform = ウェブモバイル + シームレスな決済、配送システム
+Community =SNS + 商品データベース + 顧客データ
= Company Value

 「当然これはスピードを維持するためで、これらの経験は非常に短い期間で次の展開に活用することができるようになっています。例えば、MONOCOは、2012年1月30日に参入を決めましたが、その週末には告知サイトを公開し、先行登録ユーザーを5000人以上集めることに成功しています。本サイトもFlutterScapeで蓄積したシステムを活用するだけでいいわけで、ゼロから構築するのとは違い、スピードもより完成度を高めることもできます」(柿山氏)

 MONOCOは、FlutterScapeの完成度の高さに共感した企業や日本人個人からのリクエストに応じる形でスタートしたサービス。FlutterScapeでは日本人→海外の個人という利用の仕方が基本だったが、海外企業からの「出品したい」という声や日本人からの買いたいという声があったのだという。

 「こういったリクエストに短期間で対応することで、最適なタイミングを逃がすことがなくなります。それはシステム面もありますが、営業や交渉面でも独自の指標を持ち展開することで効力を発揮します。僕自身がデザイン系の勉強をした経験があるという優位性もありますが、MONOCOでは国内外の素晴らしいデザイナーにご賛同を頂き、非常に魅力的な商品を調達できています」(柿山氏)

 フラッタースケープはプロジェクトベースの組織編成で、マルチタレントな人材を中心に企業価値をグイグイと前進させている。彼らのオフィスは日本にあるが、日本とは思えない。そう彼等の頭は世界という舞台を飛びかっているのだ。MONOCOの今後に注目していきたい。

【関連URL】
・Monoco
http://monoco.jp/
・About: FlutterScape is a fun way to discover and share cool things from Japan | Japan Shopping at FlutterScape
http://www.flutterscape.com/learn

蛇足:僕はこう思ったッス
システムの部品化と再利用は簡単そうで、うまくいかない組織が多い。また、いくらシステムを部品化したからといって、それを短期間にしかも物流を含めて再構築するのはチームがうまく機能しないと実現できない。それを実現したMONOCOはすごいと思う。
また、 「世界で通用するスタートアップ」の輩出に力をそそぐ僕にとって、柿山さんの存在は本当に衝撃的だった。こういう人を日本で輩出したいと思っていた、そのものだったからだ。なのでMONOCOのリリース直前に強引に話を聞きにお邪魔したが、日本と日本人を愛する彼に共感しまくり。とっても数十分では話足りない感じだった。と、本当に蛇足になってしまったが、MONOCO楽しみである。
(蛇足) VANGUARDのロゴは障子がベースです。TechWaveを含めた僕の活動は「世界を考え日本を見る」なんです。よろぴく

著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 DJ、emacs使い。大手携帯キャリア公式ニュースサイト編集デスク。TechWaveでは創出支援に注力し目利きとして定評が生まれつつある。夢は映画作り (宇都宮市在住)

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭から国内外のソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、ネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。直近では通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のIT系メディアであるスペインの「Softonic」に参加後、2016年からTechWave第三章として新興メディアの開発を再スタート。国内最大規模のスタートアップ&B2Bイベント「アプリ博」のオーガナイザー。
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