Kinect巨乳World Cup開催 「笑いを取りたい」株式会社人間【湯川】

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 西の人間、東のカヤックー。だれかからそんな表現を聞いたことがある。クリエイティブ集団、面白法人カヤックと並び称される株式会社人間ってどんな会社なんだろう。「Kinect巨乳」などといった最新作も話題になっているみたいだし、大阪に行く機会があったので、オフィスを訪ねてみることにした。


 株式会社人間のオフィスは、大阪の靭公園近くの閑静なオフィス街にあった。出迎えてくれたのは、花岡洋一社長と山根淳社長。二人とも社長。しかも社員はいない。

 なんとなく漫才師のような雰囲気。実際に新卒で入った会社の就職説明会で漫才をしたこともあるという。「見事にすべりましたが」(笑)。

 同じコンピューター関連の専門学校で、「笑いを取ろうとしているやつが他にもいる」とお互いに思って仲良くなった。そのころから「チーム人間」という名前で、アートなのか何なのか、変わった作品ばかりを作っていた。

 最初に話題となったのは「めざますテレビ」という作品。「めざますテレビ」のページへアクセスすると、花岡さんの部屋に設置されたウェブカメラを通じて花岡さんの寝姿を見ることができる。「花岡起こし装置”まざます君”」というボタンがあり、それを押すと花岡さんのケータイのアラームが鳴る、という仕組みになっている。「8時に起こしてくださいと書いてあるのに、3時にアラームを鳴らすヤツもいました(笑)。でもほとんどは親切な人で、8時に起こしてもらえました」。

 チーム人間は、この作品ともう1つの作品をリクルートが主催する「ワンクリックの感動を」をテーマにしたコンテスト「1-click Award」に出品、2006年度の最優秀賞と準優秀賞の両方を受賞した。審査結果発表ページには審査員が「新たなスターの誕生でしょうか」とコメントしている。

 最初に就職した会社の倒産に伴い二人は別々の会社に再就職。その後、花岡さんがウェブ製作などの仕事でフリーランスになり、山根さんが合流する形で、株式会社人間として2010年11年に再スタートした。

 取材では幾つもの作品やサービスを見せてもらった。鼻毛が出ている人にそれとなく匿名メールで教えてあげることができる鼻毛通知代理サービス「チョロリ」や、カタカナの「ス」の形をしたアートチェアー「スイス」、ゴミ袋から素足だけを出し「酸素不足で熱中症になるんです」と言いながらも走り回る「妖怪ゴミあし」というストリートパフォーマンスなど、どれも非常にシュール。文章で説明しても笑いを取れそうにないので、ここではそのほとんどを割愛したい。ゴメン。

 さてそんな株式会社人間の最近の話題作と言えばマイクロソフトのゲーム機Xbox用のモーションコントロールシステムKinectを使った「Kinect巨乳」という作品。

 Kinectが人物を認識し、その人の胸の部分にコンピューターで生成したグラフィックスの巨乳を貼り付けるというAR(拡張現実)技術だ。Kinectの前に立てばだれもが巨乳になれるというもの。その映像がYouTubeで大きな話題になり海外ユーザーを中心に45万回以上再生されているという。

 女性が飛び跳ねている映像をYouTubeで見たことがあるので実演は不要ですと丁寧にお断りしたのだが、「来たからにはやらなきゃいけないでしょ」ということで僕も試すはめになった。その動画がすぐ下の動画(あまりオススメしません)。男の巨乳はみたくない、という人には、女性が試している動画があります。2つ目の動画です。

 さて株式会社人間はこのKinect巨乳のプログラムのソースを公開。おもしろいKinect巨乳の派生作品を募集している。それを集めて6月2日に「Kinect巨乳ワールドカップ」を東京で開催するのだという。テーマは「どこまで本気でアホなことが出来るか」。本気でアホなことをしたいエンジニアのみなさん、締め切りは5/28ですので、ぜひどしどしご応募ください。

 審査員は「真の巨乳を知る男、ケンドーコバヤシ」さん、と「拡張現実のエキスパート AR三兄弟 川田十夢」さん。あとはグラビアアイドルを募集中ということだが、果たして実現するのかどうか。

 会場提供者も同時に募集中だそうです。百人くらい入る会場を無料で提供してもいいよ、という方は株式会社人間まで連絡してあげてください。

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