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iPadばかり使っている人が、PCの画面をタッチで操作しようとしてしまう。微笑ましいけど、よくある風景。
やはり人間は、タッチジェスチャーが直感的なのだ。
この映像は、指先を動かしてPC上のマップを縦横無尽に操作している光景で、このようなジェスチャーによる操作を実現してしまうデバイス「LEAP」が間もなく登場する。価格は69.99ドル(送料別)。
1/100mmを認識
LEAP本体はiPhone4より小さいくらい。キーボードの横に置いても邪魔になることはない。にもかかわらずディスプレイ前にかざされた物体を1/100mmの精度で認識し、細かい線分を描くことが可能。ピンチズームや回転することはもちろん、マウスやキーボード代わりにだって使用できる。
ディスプレイの目前の三次元空間を認識するLEAPの技術は、共同創業者でありCTOのDavid Holz博士によるもの。彼はNASAの流体力学の研究を主導してきた。
この体験はコンピューティングの未来をどう変化させるか? MicrosoftKinnectが世界を揺るがせたように、想像にたやすいインパクトを与えるのではないだろうか。
【関連URL】
・Leap Motion
http://www.leapmotion.com/
すでにプレオーダーが受け付け状態。SDKもあり、あなたのアプリケーションをLEAP対応にすることも可能。現時点でMac OS XのほかWindows 7にも対応しているとのこと。Mac OS XがiOSに近づき、Windows 8でPCアプリの時代が本格化した際、LEAPは世界標準インターフェイスになっているかもしれない。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。TechWaveでは創出支援に注力。個人テーマは「ビットxアトム」