Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア（スペイン）の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。
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日本で熱狂的な盛り上がりを見せるソーシャルネットワーク「マストドン（Mastodon）」。オープンソースで提供されており誰でもTwitterライクの分散型サービスを展開できることから様々なインスタンス（サーバー）が立ち上がっています。
中でもわかりやすいドメインで人気の高かった「mstdn.jp」ですが、負荷に耐えられなかったのかデータのリセットを経て現在（2017年4月20日17:55分現在）79279人のユーザーで、インスタンス毎のユーザー数で世界トップとなり現在も成長を続けています。
この「mstdn.jp」を運営しているnullkal（ぬるかる）氏は2017年4月21日、ドワンゴへの入社が決まったと発表しました。
ドワンゴは2017年4月19日にマストドンインスタンス「friends.nico」を立ち上げていますが、mstdn.jpは統合することなくそれぞれが引き続き運営されていくとのことです。
【関連URL】
・mastodon.social – Mastodon
https://mastodon.social/
蛇足：僕はこう思ったッス
爆発的ともいえる規模になっているわけではないが、一部の利用者の熱量の高さは注目に値するマストドン現象。熱量の交換が始まった（人やサービスの移動や合併など）ことは次なるフェーズに移るための一つのキーとなる。日本でシェアを取るだけならその繰り返しでいい面もあるが、個人的に関心があるのはこのオープンソースプロジェクトに関与したり、付加的な機能的価値を創造する人が日本から生まれ世界に浸透するようなことをなし得るかというところ。nullkalさんには是非突き抜けて欲しいし、それに続く日本組が形成されるといいな。
爆発的ともいえる規模になっているわけではないが、一部の利用者の熱量の高さは注目に値するマストドン現象。熱量の交換が始まった（人やサービスの移動や合併など）ことは次なるフェーズに移るための一つのキーとなる。日本でシェアを取るだけならその繰り返しでいい面もあるが、個人的に関心があるのはこのオープンソースプロジェクトに関与したり、付加的な機能的価値を創造する人が日本から生まれ世界に浸透するようなことをなし得るかというところ。nullkalさんには是非突き抜けて欲しいし、それに続く日本組が形成されるといいな。
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