多言語対応コミュニティ運営できる「Revolver」登場、ソーシャルメディア施策の飽和状態の今だからこそオウンドコミュニティが活きる時代がくる 【@maskin】

Asia, News, StartupsFacebook, Revolver, twitter, コミュニティ, リボルバー, 小川浩


[読了時間: 2分]

 ソーシャルメディアは多様化しつつ着実に浸透している。自然な流れとして大規模マーケティング実践の場として有用性が期待されるわけだが、そもそもキャンペーン主体の施策は競争が激化するにつれその効果は薄れる傾向にあり、またオウンドメディアの重要性が高まる流れと逆行する面もある。

 そうした問題に対しリボルバーが出した答えがTwitterやFacebookと連携するプライベートコミュニティだ。

 リボルバーは2013年11月12日、同社は形で自分専用のソーシャルネットワークコミュニティを構築できるサービスを、一般向けのプラットフォームとして「Revolver」を公開した。

 これは招待および登録承認機能を持ったブログであり、SNSであり、写真投稿サイトでありECプラットフォームである。かつソーシャルメディアと連携することで拡散投稿の母艦としても機能する、いわば本質的なホームページといった役割を果たすものだ。ウェブのPCおよびモバイル対応はもちろん、専用アプリからの利用も可能というのも売りの一つ。

 コミュニティ開設はものの数分で完了する手軽さで、会員数1000人までのコミュニティなら無料のBASICプランを使用できる。会員数1万名までで、かつ独自ドメインを使用するのであればPROプランが適切だが、料金は年額1万円と格安。より大規模な運用をするプランも用意されている。

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 「Revolver」は、倖田來未 氏、土屋アンナ 氏、板野友美 氏ら世界で認められるトップアーティストのファンコミュニティの土台として開発された。

 コミュニティ運営側はHTMLなどの知識はないという基本的な問題点を解消しつつ、大規模なファンを抱えるコミュニティとしての運営ノウハウを吸収。

 また、世界各地のファンが快適に利用できるプラットフォームとして戦略的に開発されたもので、当初から対応言語として日本語のほか英語、中国語(簡体、繁体)に対応。年内に韓国語、タイ語、インドネシア語、フランス語に拡大する計画。さらに、14か国語に対応した翻訳機能も搭載することで、国や言語をまたがった交流を可能とした。


多言語で国をまたがった交流が可能

 実際のコミュニティは写真や動画が中心のタイル状デザインが基本。二択投票機能などもある(「椎名ひかり公式サイト」 http://pikarin.jp)。

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 クリックすると拡大され、いいねをしたり、コメントを残すことも可能。コメントは自動翻訳に対応。スタンプも使用できる。投稿内容をTwitterやFacebookに同期することもできる。

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 ユーザーをフォローしたり、ダイレクトメッセージを送付するなど一般的なソーシャルメディアの機能をカバー。

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手軽で利用価値の高いオウンドコミュニティ

 「Revolver」の価格設定は以下の通り。刺激的なプライシングだが、招待か登録かの選択から、オープン/クローズドタイプの選択、そしてユーザー管理機能はもちろん、登録ユーザー数やアクティブ率、男女比、年齢層などの情報の閲覧も可能という充実ぶり。

 投稿を運営側のみにしてブログシステムとしての活用にも適している。ブログなどのRSSやTwitterの投稿を自動でインポートすることの可能。

【 提供価格 】
・BASIC ( 一般ユーザー向け) 利用料金: 無料 会員数: 1,000人まで 管理者数:2人まで
・PRO (中小企業、プロシューマー向け) 利用料金:年間10,000円+消費税 会員数:10,000人まで 管理者数:5人まで
・ENTERPRISE (大企業向け) 利用料金:年間100,000円+消費税 会員数:無制限 管理者数:10人まで

 さらに、ユーザー課金をリボルバーが代行する「プレミアムチャネル」機能(要審査)があり、有料コミュニティの運用も可能といたれりつくせりの内容だ。




【関連URL】
・Revolver
http://revolver.jp
・株式会社リボルバー
http://revolver.co.jp/

蛇足:僕はこう思ったッス
maskin2011009rev.fw リボルバーCEOの小川浩さんとの出会いはおよそ10年前。彼は大企業にオウンドメディアを普及させた第一人者で、コミュニティマーケティングの騎手だった。「Revolver」は、そういた観点で考えつくされたサービスのように思う。
これは決してタレントファンサイト運営専用ツールではなく、言語を越えて世界の国と地域とをつなぎつつ、ソーシャルメディア上にHOME=母艦を設置するためのプラットフォームだと思う。
ローンチ後1日たらずで400超のコミュニティが設立されたが、今後、爆発的に拡大するだろう。もちろん、メインターゲットでもあるアジアなどで火がつくのも時間の問題だ。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング → 海外技術&製品の発掘 & ローカライズ → 週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSのサービス立ち上げに関与。坂本龍一氏などが参加するグループブログ立ち上げなどを主導した。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。生んでは伝えるというスタイルで、イノベーターを現場目線で支援するコンセプト「BreakThroughTogether」でTechWaveをリボーン中 (詳しいプロフィールはこちら)

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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭から国内外のソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを経験。。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、ネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。直近では通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のIT系メディアであるスペインの「Softonic」に参加後、2016年からTechWave第三章として新興メディアの開発を再スタート。国内最大規模のスタートアップ&B2Bイベント「アプリ博」のオーガナイザー。

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