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若年層におけるスマートフォンの使用が当たり前になっている現代、中学生や高校生はどういった価値観で将来を考えているのでしょうか? 数年前から複数の調査で小学生の将来の夢のトップに「YouTuber」が出てくるようになるなど、子供たちはIT社会のダイナミックな変容を受け止めながら成長しています。中学・高校と進学するにつれ、将来をより現実的に考えるようになった時、彼らはどんな未来予想図を描くのか。
そんな中、ソニー生命保険が主体となりネットリサーチ会社「ネットエイジア」のモニター会員に登録している全国の中学生200名・高校生800名に対し実施した調査では、中学・高校ともに男子が考える「将来の夢」のトップに「ITエンジニア・プログラマー」が入ったというのです。
(写真:2012年夏に日本マイクロソフトさんと共同で開催した学生向けプログラミング体験イベント)
この調査は、ソニー生命保険が2017年3月21日~3月27日の7日間にかけて実施したもので、全国の中高生に対し「中高生が思い描く将来についての意識調査」というタイトルで【中高生がイメージしている将来】・【中高生がイメージする大人とは?】・【中高生の将来の夢】・【中高生の将来に向けた準備】・【中高生のいま】という5つのジャンルで質問をしています。
【中高生の将来の夢】では、まず「将来、どのような大人になりたいと思っているか」という調査で、中学生は「安定した毎日を送る」が最も多く38.5%、次いで「好きなことを仕事にする」が38.0%と安定志向が明白になりました。高校生についても「安定した毎日を送る」が最も多く42.4%、「好きなことを仕事にする」が41.8%という内容。こうした文脈で職業として「ITエンジニア・プログラマー」が選ばれているという結果になりました。
女子については年齢が上がるにつれ公務員などの事務職がトップにくるのが目につきますが、中学生はクリエイター職が上位にきているのがはっきりしています。
日本におけるITエンジニアやプログラマーは、かつては創造性よりも生産性重視とみられる傾向があったように思いますが、最近はどうでしょうか?投資意欲が向上し、社会全体が価値創出に向いていると感じられるように思います。どんな仕事でも楽なものはないですが、若年層が希望を持てる職業として人材の動きが活発になることが期待されます。
【関連URL】
・中高生が思い描く将来についての意識調査2017 | ソニー生命保険
http://www.sonylife.co.jp/company/news/29/nr_170425.html