TechWave 5周年、これからについて @maskin

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[読了時間: 4分]

 ようこそ、創意工夫と努力で世界を前進させるイノベーターのみなさん。

 2015年1月15日に5周年を迎えたTechWaveは、新たな門出を迎えます。

 個人の集合体であるTechWaveは、超高速で世界を見渡す新興メディアとして多数の国内最速報や意見発信、メディアの枠を超越したイベントや事業連携といったことを誰よりも早く実現してきました。個人とはいえGMOインターネットさんやソニーさん、リクルートホールディングスさん、日本マイクロソフトさん、サイバーエージェントさんを筆頭とする多数の大手企業とコラボレーションをさせていただき、個人ながら1日あたり3000人を超越する規模のイベントを実施することができる力を得ることができました。

 また、「創出支援」というキーワードで、昨今の日本のスタートアップシーンと協調しながら世界で活躍できるプレイヤーの発掘に注力し、LINEを筆頭とする世界プレイヤーにスポットライトを照て後押しをしたという実績を高く評価して頂きました。

 この2年間は、現編集長 増田真樹の単独体制となったのを期に原点に帰り「誰に何をどう伝え、どう支援するべきか」をじっくり考え、闇雲にPVに依存しない、新しい価値を帯びたメディアとしてのグローバルスタートアップ像を模索する形となりました。とはいえ、TechWaveコミュニティからIVS LaunchPadの優勝者が生まれたり、いくつかの先進的な取り組みの裏方として成功の道筋を形成したり、EUと中国、北米を結んだピッチ大会で世界進出のきっかけを提供するなどTechWaveでしかできない成果もしっかり生んできました。

 そして平行して2014年1月からは世界最大級のアプリ紹介メディア「SOFTONIC」(スペイン)の日本事業部の編集長も兼任し、日本を軸に世界をダイレクトにつなぐための仕込みを続けてきました。こういった流れで、ここで発表する新体制は、これからまったりと始まる日本初の世界的取り組みの一端となります。

新TechWave

 発想はシンプルです。

 まず、コンセプトをより明確に定義します。「日本を軸に、世界を変える人のための新興メディア」。

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 まず考えたのは、TechWaveという名称についてです。いわゆるシリコンバレー的な業界ニュースをリリースしていくのがTechかというとそうではありません。私達が考えるのは「Techは人」であるということです。つまりこのようなことです。

 Tech = 人、誰かのため、企業やコミュニティのため、そして社会を前進させる、最も効果的で効率的なもの

 テクノロジーとインターネットは、ここまで社会に浸透し、私達の生活を世界を変容させてきましが、その可能性はまだまだ尽きることがありません。新TechWaveはその資質と可能性とじっくり対峙していきます。

 世界10番目の人口を誇る日本では、国内でも十分にやりがいがある事業ができますが、世界全体をふまえた多様性を吸収することで、日本を軸とするイノベーターのみなさんの可能性を何倍も価値あるものに進歩させ、より豊かな未来を創造できると信じています。

 大切なのは、「海外進出」とか「海外との橋渡し」を脱却することだと考えます。何かを考えるその時から世界の一員として思考する。始めから多様性がある前提で考える、そしてその価値を最大化するために記事をベースとしたメディアを超越して、イベントや多様な機能性をTechWaveの中に設けていきます。

PVと機能

 TechWaveはPV依存に意義をとなえ続けました。例えば、1日3000人集める「TechWaveアプリ博」は、数本の記事だけでそれだけの集客とそれなりの収益を生み出します。バズりもしない記事が、世界No1に成長する「メンバーの心のささえとなった」といっていただけます。LINEチームの話しです。

 もちろんプレゼンス(存在感)を示すことは大切ですが、世界最大の売上をほこるカップラーメンと、常連が何十年も通い続けるラーメンを同じ軸で考えるは意味がありません。

 ですからTechWaveでは、記事ひとつひとつに異なるKPIを設けます。

 Techがどう人の課題を解決し人間を前進させるか、もしろんPVやプレゼンスも大切になるシーンもあるとは思いますが、それだけではなく、取り組み一つ一つが個人、企業、社会にどう貢献できるかを評価していきます。(この発想は過去のTechWaveの一部の記事でもすでに実践済みで効果は実証されています)。

チャネル

これまでのTechWaveでは、パートナーさんと共同でコンテンツやイベント、事業を開発するという取り組みを展開し実績を生んできました。新体制では、これをチャネルとして常設化ます。
以下のターゲット領域にフォーカスし、専門ライター、パートナー様やスンポンサー様と共に事業として展開します。

・働き方の変容にフォーカスした「Re:work」
・音楽を筆頭としたコンテンツビジネスについて考える「Content」
・健康と医療について総力をあげて盛り上げる「Digital-Health」
・いかに生み出すかにこだわった開発チャネル「Deploy」
・教育と学びの実験場「Education」
・人権感覚やライフスタイルについて考える「Re:Life」
・脱“世界への橋渡し”、始めからグローバル指向でいく「Global」

各チャネルの詳細は別途、ひとつずつ説明していきたいと思います。

グローバルネットワーク

新体制のバックボーンとして、数十か国とのネットワークを記事と事業で提供していきます。
すでに、TechInAsiaさんなどとの協力関係がありますが、よりピンポイントな記事ネットワークが大規模にスタートします。
加えてSoftonicのグローバルネットワークを活用した世界展開支援の取り組みも「Global」チャネルを通じて提供していきます。

ロゴも一新

 ロゴについては、TechWaveコミュニティの中で、コンセプトに常に共感し続けてきてくださった世界的デザイナー 前尾博己さんにリデザインをお願いしました。現在はまだフレームだけですが、その進化の過程を適宜お伝えしていければと思います。

pr6-examiner-2LogoDesign:前尾博己(まえおひろみ)
株式会社enhanced 代表取締役
ブランディングエンハンサー/クリエイティブアートディレクター
本質を見据えたシンプルなデザインをキーワードに、多くの企業ブランディングやビジュアルアイデンティティーを手がける。これまでの経験を活かした事業レンジは、企業ブランディングからアートディレクション、デザインコンサルティング、空間デザイン、パッケージデザイン他多岐にわたる。第4回目のBehance Japan Portfolio Reviewsでは最優秀賞を受賞。ここ数年の制作実績は、多くの海外デザイン系書籍/デザインポータルサイト上でも掲載されている。

まとめ

 以下のスライドは、1月14日開催した5周年記念パーティで使用した概要説明です。

これだけの量の取り組みを一気にやれるの?と質問を受けることがありますが、すでに編集チームは8名。チャネルパートナーを含めると関係者は100名規模になっています。

 とはいえ、あわてて記事を出しまくっていくという考えはありません。一つずつ、私達にしかできないことを展開しようと思います。

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蛇足:僕はこう思ったッス
maskin2011009rev.fw 1月14日に一部の方と5周年記念パーティを開催させていただきました。2年もロクに記事も書いてないメディアなのに、本当に多くの方にお祝いをして頂きました。僕 編集長 増田の夢は、みなさんのブレない思いをすべて実現することで、そのための取り組みがTechWaveの新しいステージという説明をさせていただきました。

 この流れで、ゲストの一人であるLINEチームさんですが、サービスが生まれる直後からお付き合いさせていただいている舛田淳さん、金子智美さんからメッセージを頂戴したんです。ちょっと泣きそうで内容をタイプすることができませんが、僕、いやTechWaveはこうした情熱の縁を絶対に忘れることはありません。今は何の力もありませんが、すべてはこれからです。

今後とも末永くよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。


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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭から国内外のソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、ネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。直近では通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のIT系メディアであるスペインの「Softonic」に参加後、2016年からTechWave第三章として新興メディアの開発を再スタート。国内最大規模のスタートアップ&B2Bイベント「アプリ博」のオーガナイザー。
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