マイクロソフトが、Windows7で走るタブレットを21社と共同でリリース 【三橋ゆか里】

ワシントンD.Cで開かれた”Microsoft’s Worldwide Partner Conference”で、CEOのスティーブ・バルマー氏がその14,000人のパートナーに向けて、とある発表をしました。それは、これから数ヶ月の間に21社のメーカーと共同でWindows7ベースのタブレットをリリースするというもの。メーカーには、Asus、ソニー、デル、富士通、レノボ、パナソニック、ヒューレット・パッカードなどが含まれています。キーボードがあるもの/ないもの、ドックできるものなどフォームファクタは様々で、サイズや価格も多種多様。共通している点は、Windows7を採用し、Officeが使えること。

「この領域は私たちにとって非常に重要だ。今日の企業ITソリューションに適し、かつコンスーマー主体のデバイスを提供したい。どこまでもハードコアに取り組むつもりだ。」と話すバルマー氏。今年1月にConsumer Eletctornics ShowでHPのタブレットをお披露目してから静けさを保っていましたが、その沈黙を破っての今回の発表。アップルのiPadは発売開始された4月から既に300万台以上を販売しています。まだ始まってすらいないタブレット戦争、いっきにヒートアップするでしょうか。