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元記事は英語版Gizmodoです。日本語版Gizmodoが訳してくれれば、リンクを紹介したいと思います。(湯川鶴章)
宮崎洋史
英語版Gizmodoが、UCバークレー研究者グループによる実験について報じています。その実験とは、脳内測定値から被験者が見ている映像を再現するというもの。
…ちょっと分かりにくいので言い直すとこうなります。
それは、夢を映像で再現するための実験です、と。
今回の実験は、夢ではなく、被験者が実際に見た映像を再現するというものでした。それでも、脳内測定値から映像を再現できるのかについて、その可能性を垣間見ることは出来ます。実験結果をご覧ください。左が被験者が見た元映像、右が被験者の脳内測定値から再構築された映像になっています。
ぼやけた映像ではありますが、元映像と大きく食い違ってはいませんよね。
実験の手順はこちらのページの方が分かりやすいで、要約して邦訳すると…
- 被験者に映像Aを見せて、その時の脳内活動を測定します。その結果「こんな映像を見ると、脳はこんな風に反応する」というモデルが構築されます。
- 被験者に映像B(映像Aとは全く異なるモノ)を見せて、脳内活動を測定します。
- 1で構築したモデルを使って、2で測定した値を映像に変換。します。
脳内活動の測定にはfMRIという大きな装置が使われているので、個人が家庭で夢を記録する未来はすぐにはやってこないでしょう。
でも、初期のコンピューターは部屋一つを占拠するほどの大きさだったと聞きます。それが今ではノートブックサイズ。ということは「夢記録装置」の登場は、夢物語ではないと言えるのではないでしょうか。
※編注:初出でGizmodeと表記してしまいました。正しくはGizmodoです。(本田)
1970年東京都生まれ。
名前には「洋=海のように広く、大きく」「史=歴史にのこる」という意味が込められていると勝手に解釈して生きてます。
書くより、喋る方が好き。ブロガーと言うよりポッドキャスター。
湯川さんとの出会いはコレがきっかけでした。
現在、人材エージェンシー・エイクエントでマーケティングを担当。
会社(@aquentjp)でも、個人(@hmiyazaki)でもツイートしています。