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続々と増え続けるスマートフォンユーザー。片手でいろいろな情報を閲覧したり、ショッピングを楽しむことができる便利さはPC以上といっても過言ではない。しかし、検索して開いた先のページがPC専用だったりすると、見ずらいことこの上ない。いわゆるモバイル(携帯・スマートフォン)未対応サイトの場合、およそ40%が他の競合サイトに行ってしまうという。
米Googleはこの状況を改善すべく現地時間の11月1日、サイトのモバイル化を呼び掛けるサイト「GoMo」をオープンした。ここには、モバイル対応が重要かを説明するシンプルなプレゼンテーションの他、自分のサイトのモバイル対応度をチェックする「GoMoMeter」、モバイルサイト制作サービスや事業者を紹介する「BUILD YOUR MOBILE」のコーナーなどで構成されている。
2015年地球上全ての人が1つのモバイル端末を持つ
GoMoのサイトでは、米ガートナーやGoogleの国際動向などのデータを挙げ「2013年にはPCよりもモバイルからネット接続する人の方が多くなる」「2010年からモバイル検索は4倍成長している」「2015年には地球上の全ての人が1つのモバイル端末を持つ」などとその重要性を主張。現時点でも、モバイル対応していないと大きな機会損失となっているということを説明している。
また、スマートフォンユーザーの消費者の81%がアプリで価格をチェックし、79%がレビューを読んでいる。その数値は携帯よりも高く、スマートフォンに対応することでより魅力的な体験を消費者に提供できるとしている。
モバイル対応で損してないか?をチェック
大切なのは、モバイルでサイトを開いた時に、不自由なく快適に利用できるかという点。素人目線ではなかなか判断がつきにくいが、GoMoMeterにサイトのURLを入力すると、詳細に渡りモバイル対応度をチェックしてくれる。結果は以下のように視角化されているため、わかりやすい。
この結果を踏まえ、モバイル対応を促進するのがこのサイトの目的。現時点では北米の事業社のみになっているが、即日モバイル化できるサービスから制作事業者の紹介も行われている。有意義なモバイル化事例はニュースレターで伝えるなどの活用もしていく考えだという。
【関連URL】
・GoMo: An Initiative From Google
http://www.howtogomo.com/
確かにものすごい勢いでスマートフォン&タブレットユーザーが増えていると感じるが、それに対応するサービス等の対応が遅れているのは否めない。Googleの主張通り、利便性の高いスマートフォンであれば、買い物の最中に連携サービスを利用することも手間になりにくい。ローカル連携のサービスはもっと多様になっていいと思う。
日本ではいまだに個人店舗などに「10万円でサイト作ります。もうかります」みたいな営業電話が嫌というほどかかってくるような状況。依頼しても継続的に多額の運営費を請求されるだけで、対した効果がないケースが圧倒的に多い。とはいえ自力でブログCMSを活用するだけで、営業サイトにマッチしたものになるともいいがたい。まず、この状況を変えることが急務だと思う。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。emacs使い。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。 / VANGUARD、ソーシャルアプリ部、ラボメン募集! TechWave Labs主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。
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