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米Googleが2月7日公開したAndroid用Chromeブラウザで、AdobeのFlashで作成されたコンテンツが再生できなくなりそうだ。
Android版Chromeブラウザは現時点では4.0以降対応となっているが、Googleが提供するAndroid OSだけにChromeが標準になると考えるのが自然だろう。AppleのiOSに次ぎ、AndroidでもFlash非対応となるとスマートフォンやタブレットのほとんどでFlashが使えなく事態となる。
HTML5化が先か、非表示Flash蔓延が先か
ただ、Adobe自らFlashコンテンツのHTML5変換をデモするくらいで、急速にHTML5化を進める気でいるし(本当にそうなれば)大した問題ではないかもしれない。実際、日本でも最近はFlashムービーより、HTML5とまではいかないまでもjQuery(JavaScriptのフレームワーク:コードセット)といった変容が拡大していると感じる。
現在Androidに標準添付されているブラウザではFlash再生が可能なのに、ChromeではなぜわざわざNGという話になるのか。ユーザーとして腑に落ちない人もいるかもしれないが、要するにAdobeが非Flashに向かっているという話に過ぎないので、2012年のAdobeにおけるドラスティックなFlash→HTML5変遷を期待して頂きたいと思う。
【関連URL】
・Flash – Chrome for Android Beta ≪ Adobe AIR and Adobe Flash Player Team Blog
http://blogs.adobe.com/flashplayer/2012/02/flash-chrome-for-android-beta.html
コンピューティングの主要デバイスとして成長し続けるスマートフォンやタブレットデバイスでFlashプレイヤー&プラグインを展開しない理由は、そりゃ考えなくてもわかる。Adobeの次はHTML5しかないわけだ。注目しないといけないのは、Flash→HTML5変換ツールと業界のクリエイティブ環境の移行状況。間違いなく2012年にAdobeはHTML5で仕掛けてくる。それがどれくらいのインパクトがあるかがとても重要。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 DJ・emacs使い。大手携帯キャリア公式ニュースサイト編集デスク。TechWaveでは各種イベント、創出支援、スタートアップ支援に注力。メール等お待ちしております!