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本日11時30分に国内正式リリースを果たしたドキドキ系iPhoneアプリ「Pitapat」が18時30分前後に、iTune App Storeの「ソーシャルネットワーキング」カテゴリでLINEを押さえトップとなった。その後、無料アプリダウンロード数の総合ランキングでも着々を順位を伸ばし21時の時点で6位につけている。
前評判の高いアプリだけに、どんな動きを見せるか注目されたが、実際は多数のユーザーがダウンロードした模様。さらには、気になる相手を登録し、“気になる人がいるようです”、 “両思いです” といった通知が送られてくることが興奮を呼び、TwitterおよびFacebookで一気に拡散されたようだ。
ドキドキが止まらない
Pitapatはローンチ時にあわせ「スマホでチャンス」といったダウンロード数アップを後押しするリワード広告サービスを利用している模様。この広告によるダウンロード数増加は一定量あるようだが、Twitterのツィート動向を見ている限り、実際にPitapatそのものに期待したツィートが大半を締めているようで、しっかり話題が拡散している。Twitterでは一時「トレンド」にPitapatが登場した(以下は、Twitterのトレンドキーワード一覧。Pitapatは度々上位に掲載された)。
なんといってもPitapatは気になる異性との “両想い”を発掘できるサービスだけに「自分は興味ない」といいつつもドキドキしている人が多い模様。“公に言えない、けど気になる” そんな、誰もが持つ気持がソーシャルネットワークを介して解き明かされていく様は一種のエンターテインメントのようだ。
ただ、互いが “気になる” を選択したマッチ状態になっても、実際、その本人が誰かわかるまでにはメッセージのやりとりが一定数行なわれないといけなかったりと敷居が高い模様。どう継続してドキドキを続けさせられるか注目だ。いずれにせよ、前評判があったとはいえ、この短期間でトップになるのは簡単なことではない。アプリも十分に考え尽くされた上での成果といえそうだ。
【関連URL】
・気になる人ともう一歩先へ…”Pitapat” | App Store
http://itunes.apple.com/jp/app/id486659447?mt=8
・Facematchが「Pitapat」として国内で正式ローンチ、チーム結成から1年 タコ部屋からCA子会社へ【増田(@maskin)】
http://techwave.jp/archives/51742877.html
何だよ「ドキドキ系iPhoneアプリ」ってw 。けど、「出会い系だ」とか「受け付けない」とか「まどろっこしい」とかとかいいつつ、この微妙なドキドキに魅了されてダウンロードしている人が多い状態。男女比はやはり男性の方が多いようだが、女性は「ドキニコ」ボタン押し放題にするなどサービス内でのチューニングでバランスを整えているとのこと。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。大手携帯キャリア公式ニュースサイト編集デスク。TechWaveでは創出支援に注力。