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ワークシェアリングアプリ「Taimee(タイミー) 」が発表された直後から大きな話題となっています。面接なく、すぐ働けて、すぐお金がもらえる、働き手にとって夢のようなサービスだからです。
「Taimee(タイミー) 」の仕組みは時間のマッチングがベースになっています。働き手の「この時間だけ働きたい」というニーズ、依頼主の「この時間働いてほしい」というニーズを自動でマッチングさせるというもの。
仕事を依頼したい企業はこちらから、働きたいユーザーはLINE@で登録します。
最大の特徴は、応募も面接もない点です。自動でマッチングするからということで、働くまでの手続き負担を軽減させているという発想です。
もう一つの特徴は、掲載料は無料で、成果報酬30%であるという点です。
ただ、ここまで簡単だと、ドタキャンやそもそもの労働対価を受けられるだけの労働をしているか?などのフィルター機能が働くのか疑問に感じますが、その辺は「相互レビュー評価」や、現在ビジネスモデル特許申請中の「助け合い機能」によって回避するとしています。
サービスは、東京都渋谷エリアからスタートし、2020年には日本全国に拡大。「労働力が不足しがちな人材不毛地帯」でも使えるサービスにする考えということです。
【関連URL】
・[公式] タイミー
・[公式] タイミーユーザー向けページ
蛇足:僕はこう思ったッス
このビジネスの最重要ポイントは「自動マッチング」の精度。時間のスロットだけマッチさせて「熟練度問わず、なんでもいいから手を貸して!」というモデルは、特定の仕事においては可能性はあるのかもしれない。人の資質やスキル、経験がどこまで加味されるかわからないが、いわゆる単純労働が中心になるようにみえる。ではハローワークや労働斡旋所に仕事が余るほどかというと、そうではない状況。シェアリングエコノミーの仕組みの一端を担ぐ労働ならフィットするかも?と頭に浮かぶのだがこの事業のリアリティが今のところ見えてこない。需要と供給がバランス良くないと「すぐ働けてすぐ稼げる」ことにはならないわけだから、その辺のバランスと技術をどうするか注目したい。