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何年ぶりかなあ。久し振りに本を出します。タイトルは「閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ。 人とつながって情報発信するコミュニティ型生き方の秘訣」。
なんなんだ、この長いタイトルは。長いタイトルなのに、さらにサブタイトルがあります(笑)。「これからはアジアでビジネス、日本でソーシャルの時代だ」です。
最近の日本ってなんだか2極化しているなって思うことが増えてきました。閉塞感に包まれて暗い顔をしていきている人たち、ネット上で人の悪口を言ったり愚痴を言ってマイナスのエネルギーを振りまいている人たち。
そうかと思えば、いつもにこにこして自分のやりたいことをして仲間がいっぱいいる人たちもいます。まるで「陰」の空間と、「陽」の空間が存在しているみたいです。
僕は「陰」のことはよく分からないんだけど、「陽」の人たちは実名制ソーシャルメディアにも後押しされて、ものすごい勢いでつながり始めています。わくわくする方向に進むことで、自分がやりたいことが次々と実現していっているようです。
「陽」の空間にいる人たちはネット上の心ない誹謗中傷を避けるため、Facebookなどのクローズドな空間で活動しています。なので、外からはその実感が分かりにくいのかもしれません。ですので、その様子を分かってもらいたいと思って本を書きました。
この本は、僕とTechWave塾コミュニティの仲間11人との共著になります。11人の仲間がどれほどいきいきと毎日を生きているのかが分かってもらえると思います。
人口動態統計を見る限り日本の経済が縮小するのは仕方がないことのように思われます。これからますます2極化が進み、一方の空間にいる人からは、もう一方の空間がますます見えにくくなると思います。なので2極化が始まったばかりのこの時期に「こっちへおいでよ」と思うわけです。ちょっとした心の持ちようで、人生って好転し始めることが多くあると思っていますから。
でもまあ人それぞれ。こっちこないとだめだとは当然思っていません。ちょっと方向性を変えてみたいなと思う人は手に取ってみてください。
【お知らせ】
コミュニティの未来が、今の僕の最大の関心事の1つ。コミュニティを制するものはビジネスを制するはず。ではどうすればコミュニティを活性化させることができるのだろうか。好評をいただいています少人数制勉強会TechWave塾では第15期として「21世紀型コミュニティの本質をつかむ」と題して、この問題を徹底的に議論して運営方法などの知見を得たいと思っています。塾生募集中です。