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AGRIBUDDY社は2018年10月8日、孫泰蔵氏が率いるMistletoe社、本田圭佑氏らを引き受け先とする第三者割当増資を実施し、総額280万米ドルの資金調達を行ったと発表しました。
CEOの北浦健伍 氏によって2015年1月にカンボジアでスタートしたAGRIBUDDY社は、いわゆる戦後日本の農協のビジネスをカンボジア・インドといった途上国小規模農家を対象にスマートフォンベースのサービスとして展開しています。
今回の資金調達は、Mistletoe社、カンボジアサッカー代表チームのGMに就任した本田圭佑 氏、カンボジア携帯キャリアのスマートなどが出資する「Smart Axiata Digital Innovation Fund」、カンボジア最大手保険会社の「FORTE Investment Holdings」、デンマークの「INDEX: Design to Improve Life」、キャンプファイヤーの家入一真 氏、エンジェル投資家の松村哲州 氏が参画。
本田圭佑 氏はこれにあわせてAGRIBUDDYのブランドアンバサダーヘッドに就任。また、元スタンダード&プアーズ日本法人COOのクリシュナ・マンダ氏、東南アジア一円でビジネス展開を行うフォルテ保険の創業家からマービン・チェオ氏を役員陣として迎え入れたこともあわせて発表されました。
CEOの北浦健伍 氏「資金と役者が揃いはじめ、いよいよスタートラインに着いた」と話しています。
【関連URL】
・[リリース] 第三者割当増資による資金調達実施のお知らせ(2018年10月6日)
蛇足:僕はこう思ったッス
今回の資金調達は、いわゆる日本人のスタートアップにありがちな、日本のVC陣の名前がでてこない点が上げられる。海外に立ち、海外の途上国に対するサービス提供。当然ながら海外の投資家やパートナーとの連携が重要になるわけで、当該地域での腰を据える姿勢が見て取れる。