未だに続く電子メールのお作法。紙の手紙のように拝啓から始まり、季語まで使って結局話すのは「納期の催促」や「ごめんなさい行けません」。ITやインターネットはこういった無駄を排除し、私達ユーザーの生活をより有意義にするものではなかったか?
「メールはもう古い」と米シリコンバレー等のコミュニティで言われたのはもう5年ほど前のこと。華ばなしくデビューしたGoogle Waveは画期的ながら1年たらずで消え去ってしまった。その轍を日本のスタートアップECスタジオが、効率化と実務で利用できることを念頭に置き「チャットワーク」として日々完成度を高めている状態。彼らはこのサービスで北米進出も狙っている。
そんな中、シリコンバレーから「メールの未来を占う試金石」を銘打ったコミュニケーションサービスが登場した。メンバーはGoogle WaveやGoogle+を担当した人で構成されており、まさにGoogle Waveを超えるサービスとして成長させようとしている。