全日本空輸株式会社は、訪日外国人向けのメディア「IS JAPAN COOL?」にて、「アート」をテーマとしたバーチャル美術館プロジェクト「IJC MUSEUM」を公開しました。訪日観光の目的として「アート」の需要が増えており、海外の方々に向けて日本のアートの魅力を伝えるべく、「IJC MUSEUM」を立ち上げたとのこと。
「雲の上の美術館」をコンセプトとしており、建築家の監修の元に設計された展示空間は360°のパノラマ視点で見渡すことができます。
展示物は、細部まで拡大することもできます。またアーティストの作品は3Dスキャンされて、 縦横無尽に鑑賞可能。この視聴環境を可能にしたのが、「Web GL」です。3DCG表現の技術をフルに活用し、美術館や展示室、作品のデータをリアルに再現しています。
「IS JAPAN COOL?」は 海外から日本への旅行需要喚起を目的とするメディアとして過去に、「DISCOVER」「TOKYO」「OKINAWA」「COSPLAY」「TRADITIONS(京 都)」「KAWAII」「DREAMS(アニメ文化)」「RAMEN」「SHOPPING」「WASHOKU」など、日本を象徴する10のテーマで特集。今回はその第11弾として、「ART」を テーマにしてコンテンツとのこと。
【関連URL】
・世界中いつでもどこからでも行けるバーチャル美術館 アート鑑賞体験を更新する試み、「IJC MUSEUM」公開
https://www.atpress.ne.jp/news/91966
訪日観光客向けのサービスはかなり増えてきている。バーチャル美術館を使って、訪日前に日本の美術作品を知ってもらうのは、新たな取り組みだと思う。調べてみると台東区ヴァーチャル美術館やルーヴル美術館にはヴァーチャルツアーなどもあるようだ。どういうオペレーションでサイトの運用をしているかも気になる。