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「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」の閣議決定を受け、本日(2020年5月1日)より、一部の自治体で「特別定額給付金」のオンライン申し込みの受付が始まった。申請にはマイナンバーカードが必要で、内閣府が運営する「マイナポータル」ですぐにでも手続きが行える。
給付対象者は、基準日(2020年4月27日)において住民基本台帳に記録されている人で、一人当たり10万円が給付される。受給権者は世帯主となる。実施主体は市区町村で、現時点で全国計679団体(市381団体、特別区5団体、町241団体、村52団体)がオンラインでの手続き受付を開始しているとのこと。どの地域でオンライン申請が可能になっているかは、マイナポータルで調べることが可能だ。
特別定額給付金をオンライン申請で受け取るために必要なモノ
特別定額給付金のオンライン申請に必要なものは以下の4つ。これら一つでも欠けるとオンライン申請はできない。
1. マイナンバーカード(ICが入ったプラスチック製のカードー各自治体で発行)と2種類の暗証番号
2. ICカードリーダー(または対応スマホ)
3. パソコン(2と接続)ーWindows/Mac対応
4. 銀行口座(カードか通帳など名義と番号を認識できるものをあらかじめ写真ファイルに保存しておくのが望ましい)
ICカードリーダーは、マイナンバーカードの読み取りに対応した機種に限られる。今回、実際に申請に使用したのはNTTコミュニケーションズの定番商品「SCR3310-NTTComSCR3310-NTTCom」。
この機種の廉価版(簡易パッケージ品)「SCR3310/v2.0SCR3310/v2.0」もリリースされている。
その他、ソニーからも複数機種が販売されている。いずれも、WindowsとMacに対応。ドライバーソフトとウェブブラウザ向けのプラグインを事前にインストールする必要がある。自動インストールでは無く、メーカーサイトからドライバーを取得しなくてはならないので注意されたし。
また、Androidスマホの一部の機種をICカードリーダーとして使うこともできるとのこと(確認できないのでここでは割愛)。
特別定額給付金をマイナポータルで申請
手続きは「マイナポータル」で行う。大きく「特別定額給付金」と表示されているので、すぐわかるはずだ。「申請はこちら」のボタンをクリック。
すると「1.地域の選択」を求められるので郵便番号を入力して地域を選択。次に「2.検索方法を選んで・・・」という項目では「ぴったり検索」を指定。
「Step1.お探しのカテゴリーは何ですか?」という選択肢では、赤くハイライトされた「特別定額給付金」にチェックを入れる。
以降、必要事項を入力する流れの中で、マイナンバーカードをICカードリーダーで読み取って基本情報を入力することもできる。指示に従い、パソコンに接続されたICカードリーダーにマイナンバーカードを挿入して処理をする形だ。
ここで重要なのは、「利用者証明に使う4桁のパスワード」が必要になる点だ。これを通過したら、次いで家族の情報を入力、最後に特定定額給付金を振り込む銀行口座の情報とカードなどを撮影した写真ファイルを添付する。
最後の難関は、英数字6文字以上16文字以内の「署名用電子証明書」用パスコードを入力する点。これを正しく入力できないとオンライン申請が叶わないばかりか、5回間違うと改めて各地方自治体の窓口に足を運ばないと解除できなくなるのだ。
特別定額給付金の申請で注意すべきこと
「特別定額給付金」のオンライン申請には、2つの注意点がある。本日は申請受付開始日ということもあり、マイナポータルがしばしば使えない状態に陥るのだ。
これはリロード(ページの再読込)をするし方法が無いが、最後の難関「署名用電子証明書」を付与するパスコード入力時、承認されたものの「サーバーが混雑しています」や「情報が送信できませんでした(中略)サポート窓口に連絡を・・」とエラーが出るのである。
ここは諦めず、間をあけてから「電子署名を付与する」ボタンを押してパスコードを入れることを繰り返すのがベター。筆者の場合、1時間ほどで遂に申請が完了した。完了後は、申請を証明する文書ファイルがダウンロードできるようになっているので忘れないように保管しておきたい。なお、最終ページで電子メールによる控えの送付を行うことも可能だ。
結果として、なんとかすんなりオンライン申請を完了することができた。どうしてもうまく行かない場合は、書類による郵送申請も可能となっている。書類は各地方自治体が順次発送する予定で時間がかかりそうだが、書類の場合は各自治体の窓口でも給付が可能とのこと。
【関連URL】
・[公式] マイナポータル
https://myna.go.jp/SCK0101_01_001/SCK0101_01_001_InitDiscsys.form