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コミュニティマーケティングのエイベック研究所の武田隆さんに、コミュニティビジネスの今後についてお話をうかがった。
- 第一次コミュニティブームが去ったのは、仕組みを作ったものの閑古鳥がなくか、反対に人が集まれば誹謗中傷などで荒れることがあったから。
- もっと自立発展的に成長するコミュニティーで、しかも荒れない仕組みは何なのか
- SNSは一元的。人間の多面性を表現できない。ブログもSNSも仲間同士の連絡網、交換日記という形で「硬直化」する。
- それはそれでいいんだけれど、企業へのロイヤリティには転換しづらい。SNSでは若年層向けの広告以外に、商業利用は困難。
- SNSは仲間同士の帰属意識を確認するものになっている。そういう使い方であれば、mixi1つあればいいのではないか。
- 地域のSNSは困難。家族ともつながることが前提となる。コミュニティとしての自由度がなくなる。自由度がなくなると通常はアクセスの低下につながる。
- コミュニティに大事なのは、まず安心感。そしてまだ見ぬ新しい出会いの期待がなければならない。安心と冒険の両立が必要。地域SNSに可能性があるとすれば、それぞれの地域に根付きながらも、他の地域のSNSとの行き来も可能というものでなければならない。
- 仲間同士のコミュニティは、企業が最も入りづらい。
- 1つのコミュニティ(サークル)の適正規模は20人ほど。20人を超えると「心が通ったコミュニティ」は破綻していく。20人を超えると帰属意識が薄れ情報交換の場になるか、幾つものコミュニティに分岐していく。20人のうち活発に発言するのは6人ほど。つまり心の通い合う人間関係の許容容量は6人が限度。「心の通い合うコミュニティ」とは、互いのニックネームを認識し、互いの背景を認識し、互いを思いやれる集合体のこと。そうしたコミュニティは荒れない。オーナーは、新しい参加者に自己紹介をうながしたり、メンバーをもてなすことができる人で、メンバー同士にもめごとが発生した場合には仲裁役を演じる。
- 企業はコミュニティサービスを提供することで、ブランディングを希望している。そのためにはユーザーが帰属意識を持てるような「居場所」のコミュニティを提供する必要がある。
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