ブログの神様として有名なシックスアパートの平田大治さんに、マイクロフォーマットの可能性について解説してもらった。
- ブログは、データにより細かい意味を持たせるもの。例えば本の書評をこの標準フォーマットを使って書けば、検索が簡単になる。
- 個人のブログでも、同じ本について書評を書いているブログの書き込みを集めてきて表示できるようになる。
- 名刺に載せるような情報をマイクロフォーマットを使ってブログ上に表記すれば、常にアップデートされた取引先の連絡先のデータベースを構築できる。
- イベント情報もマイクロフォーマットで表記されるようになれば、自分の興味のあるイベントを簡単に検索できるようになる。
- とはいってもイベント情報のサイトの存在価値がなくなるわけではない。ブログの情報だけでもかなりの数になり、それを検索するのは大変な作業。大掛かりなシステムが必要になる。
- そういう意味でリアルな社会で既に情報ビジネスを展開しているところは、まだ強い。
- しかしどの時点でネットに転進するかがかぎ。出遅れると新興ネット企業に先行されてしまう。
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maskin
Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭からソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを国内外で経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、国内でネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のグローバルIT系メディアであるスペインの「Softonic」の元日本編集長を経て現在に至る。
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