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グロービスの小林雅さんにソーシャルメディアに対する見解をうかがった。
- 一般の人たちがブログや動画を作成するようになると確率論的に優れたものが出てくる。
- YouTubeをおもしろいと思う文化ができている。それが今後の主流になるのは当然の流れ。
- ソーシャルメディアを中心に既存メディアが成り立っていく。既存メディアとソーシャルメディアの立場は逆になる。
- ブログ、SNSの定義が難しいけれど、個人が情報発信するプラットホームというのがソーシャルメディアの基本になる。
- 使う端末がケータイなのかPCなのかの違いはあるにせよ、基本はSNSになる。
- 注目はDNAのモバゲータウンのコミュニティー系の機能。
- 映像だと、草の根はYouTube、大手のコンテンツホルダー向けの配信はブライトコープ、独立系向けの配信プラットホームなどというように、それぞれのレイヤーごとに配信のプラットホーム、勝者が決まっていく。
- SNSには、ケータイ電話のようにみんなが使うコミュニケーションのツールとしての色彩の強いものと、コミュニティとしての色彩の強いものの2つがある。大手SNSの場合はツール。ニッチSNSの場合はコミュニティ。
- 大手は1つから3つまで。ニッチなSNSは大手を補完する。
- 大手SNSはツールなので、利便性の高いものに簡単に乗り換えられてしまう。
- SNSはトラフィックが増えだすとツールとしての側面が出てくる。モバゲータウンはケータイゲームのサイトだが、あそこまで利用者が爆発的に増えるとはだれも思わなかった。
- それはユーザーのリテラシーが高まっているから。新しいものを求めているから。より新しいものが流星のように出てきて首位交代となる可能性がある。
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