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株式会社プラットイーズの執行役員でITコラムニストしても活躍中の江口靖二さんに、米国のテレビ業界の新しい動きについてお話をうかがった。
- CES 世界最大の家電見本市
- デジタル家電とかパソコン、ケータイ、カーステレオが盛り上がっている
- 今回の見どころ
- 大画面競争も一段落
- ブルーレイ HDDV
- ネット的な展示で目立つものはなかった
- 日本では信じられないような発表
- ロケーションフリー 離れた場所でもテレビが見れますというサービス
- 日本のテレビを出張先で見る。ケータイで見るというイメージ
- スリングメディアという会社が今回画期的な発表をした。
- クリップ・アンド・スリングというサービスとスリングボックスという端末
- 絶えず5分間くらいの映像が自分のパソコンにバッファされている。
- 気に入った場面があると、そこでここが気に入ったというところで「クリップ」というボタンを押す。そうするとその情報というかそのファイルがスリング社が提供するYouTubeのような動画共有サイトにアップロードされる。
- アップロード先というのが非常にYouTube的なもので、テレビ局が放送している番組をテレビ局が自ら認めた形で公の場所にアップロードされて、それをだれでも見ることができるようになっている。
- SNS的機能もついている。そういう情報をお互いやりとりしたり、コメントをつけたり、タグやURLを交換したりできる。
- テレビ局自らYouTube的な動画の共有SNSを利用しようということ。
- 動画共有に反対の理由
- 表向きの理由は、いちおう権利者に対する著作権の問題がある、ということ。それが一番の理由で、それは確かにそう。そういう部分はある。
- あとは、自分たちがコントロールできない領域で、勝手に自分たちの作品、商品をやりとりされることに不快感を持っている
- ベースにあるのは感情的なところが大きい
- 現時点では著作権の話を横に置いておけば、だれも損する人はいない。
- 今回一番大事なのは、スリングという会社が自分で発表したということではなく、CBSというテレビ局自らが参入するということ。 多分日本とはまったく状況が違う。
- 自社、自局の番組を共有してくれて、コミュニケーションがそこで生まれたほうが、めぐりめぐって自分の番組の元の視聴や話題が高まるというのが、彼らの考え方
- 日本ではテレビ局と動画共有サイトの関係は良好ではない。このまま行くと 日本だけが取り残される可能性がある。インターネットは1個なので、(日本の)テレビ局が予想しない形で、(動画共有サイト)が普及してしまうということはありえるかも
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