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電通が3D仮想空間セカンドライフ内に「バーチャル東京」を構築中であることは過去にも取り上げた(例えばこちらとこちら)。そのバーチャル東京プロジェクトが本格的に始動し始めたようだ。
そのバーチャル東京内で、電通、TBS、株式会社プレゼントキャストが共同で、陸上イベントを開催する。25日から行われる世界陸上大阪大会に合わせて行うイベントだ。
開催場所は、バーチャル東京内の陸上競技場「バーチャル東京(VT)スタジアム」で、24日正午から9月1日正午まで砲丸投げが行われ、一般ユーザーもアバターを使って参加可能らしい。9月1日は20時から22時までの間、マラソンが行われ、一般ユーザーが参加し他のユーザーと競い合えるそうだ。
まあビデオゲームの1種のようなものだ。ただみんなが同じ条件で戦うのではなく、ユーザーのマシンスペックやアバターの肉体的な違いから優劣に大きく影響するらしい。
また9月中旬には、あの伝説の競技「スキージャンプ・ペア」が開催される。
スキージャンプ・ペアは、2人の選手が一組のスキー板に乗ってスキージャンプを行うという、リアルの世界ではありえない設定の映像作品。3Dクリエーターの真島理一郎さんがデジタルハリウッド大学の卒業制作作品として作り上げた映像で、世界最大のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭に入選。DVD化すると、累計50万本を売った大ヒットとなった作品だ。
それをセカンドライフ内で再現しようというもので、ユーザーは他のユーザーとペアを組んで、スキージャンプに挑戦できる。その飛び方やフォームなどで競い合うようになっている。