広告マーケットプレースをテーマに本を書こうと調査、取材しているんだけど、分かってきたことは日本と米国の現状があまりに違うということ。
米IT大手が広告マーケットプレースの覇権をめぐり、激しい買収合戦を続けているのだが、日本にはまだまだその余波は来そうにない。
この状況を本にまとめるのには、どうすればいいんだろうか。
米国はすごいですよ、未来の広告インフラは経済のインフラとなりますよ、とは書ける。でも本の後半では、でも日本の現状はこうで、広告マーケットプレースなんてまだまだ関係ないです、広告マーケットプレースのことを考えている人は一握りです、てな論調になってしまう。あまりに尻切れトンボ。
米国へ取材に行って、米国の話だけで本にしてしまうか(取材費がないよう・・・)。
それとも日本に余波が訪れるまで、本にしないでおくか・・・。
どうしましょう。
maskin
Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭から記者としてまた起業家として30年以上にわたりIT業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジに所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア(スペイン)の元日本編集長を経て現在に至る。
Latest posts by maskin (see all)
- 手荷物預かりシェアロッカー「ecbo cloak」が西日本鉄道と福岡ソラリアステージの荷物問題解決へ - 2019-02-15
- ミクシィとXTech(クロステック)が企業買収で包括提携 - 2019-02-08
- 排水の98%以上を浄化、可動式のAI水循環システムが正式販売開始 - 2019-02-08