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Googleがハード機器製造に乗り出したって、いや以前からGoogle Appsというハード機器を開発して売ってるし。
Googleって奇想天外のすごいサービスを次々出してくるので、Google Phoneもすごいデバイスになるんじゃないかって期待なんだろうなあ。
でもGoogleの強みって、そこにあるんじゃないように思うんだけど。
Googleは検索エンジンでホームランを飛ばし、その結果、莫大な資金を手に入れた。その資金を元に秀才エンジニアを多数抱え、秀才エンジニアが働きやすい環境を整えた。それと同時に、莫大な資金を元に、他社が有料にせざるを得ないようなサービスと同等のサービスを、無料でリリースし続けている。これが僕の独断と偏見にみちた今日のGoogleの実態だと思う。
秀才エンジニアチームが作り上げる世界トップクラスのサービスを無料で出すのだから、そりゃヒットするでしょう。
でも秀才エンジニアチームって、世界の最先端を少し前進させるくらいしかできないんだよね。秀才の合議制は、着実な進化を生むだけなんだ。
一方で一人の天才は、突然変異を生む。
秀才の合議制VS天才。どちらも一長一短があり、どちらのほうが力を出せるのかはケースバイケースだと思う。でも戦いの場を、1つの機種のケータイのサービス、デザインというところに限定すれば、天才のほうが面白い仕事をするんじゃないのかなあ。
天才とはもちろんスティーブ・ジョブズのことを言ってるんだけどね。
ということで僕はGoogleが開発中とされるGoogle Phoneにはそれほど期待していない。
だからといってGoogleのモバイル事業がだめだと言っているわけじゃない。モバイルOSのAndroidはオープンなプラットフォームで世界中の知恵を集結することで、iPhoneに追いつき追い越す可能性がある。そのオープンさがGoogleの強みだと思う。秀才の合議制は、このオープンな環境を作り出すことで強みを発揮してきたし、これからもいい仕事をし続けてくれるのだと期待している。
でも1つの機種で戦いを挑んでも、天才に勝つのはそう簡単ではないんじゃないかなあ。